乳がん検診のお話ですので、読みたくない方、スルーしてください。
去年のおしまいころ、
ドックの結果報告の封筒に「乳がんの疑い」の書類が入っていたことを書きました。
そして、すぐ検査においでと書いてあったので、届いたその日に予約をしに行ったら、2か月後と言われ、それを待てないで、別の病院に行ったことを書きました。
tyanomadeosyaberi.hatenadiary.jp
今回の記事は、その続きです。
先日、やっと、ドックを受けた病院での検査が終わりました。
ドック結果のお知らせの1か月後に行った、エコー検査。
ドックのときとは別の検査をするかと思っていたのに、
あら、また、同じことをするの?意味あるのかしら。
前回のエコー検査が信用できないってことなのかしら。
念のため、っていうことかなあ。
まあ、身体に負担はないからいいけど。
ドックのときより、熱心に検査してくれるのでしょう。
そんな思いで、エコー検査を受けました。
その二日後の診察日には、
「大丈夫っぽいけど、影の向きが気になるから、
念のため、MRIと針の検査をしましょう」
との診断。
あ~~、針を刺す検査かあ。
ネットで見た検査のことね。
医大の先生は、そんな検査、必要ないっておっしゃったけど、
こちらの先生は慎重派なのかなあ。
痛いかなあ。痛いんだろうなあ。
「先生、針を刺す検査って、痛いですか?」
「少しちくりとするけれど、部分麻酔もするから、大丈夫。
痛くて検査できなかった人は、今までいなかったです」
なんて会話をして、
その1週間後。
まず、MRI検査。
検査台のベッドにうつぶせになります。
下を向いた万歳の姿勢で、40分間もずっと同じ姿勢でいるのがつらかったです。
検査の前に、
「途中で、くしゃみが出そうになったら、どうしましょう」
って聞いたら、
「だめです、我慢してください。
たとえば鼻水が出ても、そのまま下にたらしてください。
ちゃんとした画像が欲しければ、絶対動いちゃいけません」
と言われ、検査前から、緊張しまくり。
血圧上がったに違いない。
始まってからも、
トイレ行きたくなったらどうするんだろう?
行きたいような気がしてきちゃった‥‥‥。
気分悪くなったら、どうするんだろう?
う‥‥なんだか、目の辺りがかゆくなってきちゃったぁ。
動かないってこんなにつらいんだあ。
うん、落ち着くために、頭の中で、コブクロの歌でも歌っておこうか。
それとも、かけ算九九みたいなものの方がよいかしら。
いやいや暇だからブログのネタでも考えておこうかなあ。
でも、結果が悪かったら嫌だなあ。
そんなぐちゃぐちゃした思いで、
ガーガーガシガシする器械の中に閉じ込められていました。
そのあと、針を刺して何かをちょこっと採って検査をしました。
麻酔して、先生がエコーの画面を見ながら針を刺すのだそうです。
注射器みたなのを使って、4回もバシッとやってたみたいですけど、
まさか、うまく採れないのかしら?
と不安な気持ちを抱えて、検査を終えました。
「ちゃんと採れたから大丈夫ですよ」
と言ってくださいました。
痛くなかったです。
痛さの程度は、インフルエンザの予防接種大丈夫なら、これも大丈夫。
終わったら、幅広のテープで、ガーゼをいっぱい貼り付けてくださいました。
「今夜はお風呂、入らないでくださいね。
このガーゼは、明日はがしてください。
下の、針を刺したところの小さいテープは、一週間、貼っておいてください。
傷口から何か入らないようにするためです。」
臆病者の私は、一週間、傷口のテープを絶対に濡らさぬよう、
最新の注意をはらって入浴していました。
テープをはがして見たら、ほとんど、穴もわかりませんでした。
そして、その検査の2週間後。結果発表でした。
「検査の結果は、やはり良性のものでした。
でも絶対に悪性に変わらないとは言えませんので、
半年後にもう一度、エコー検査してください。」
とのことでした。
とりあえず、安心してよいとのことでした。
検査結果のプリントを見せてくれて、横文字の言葉を使って説明するので、
よくわからない言葉は、あとで、家でネットで調べようと思って、
「大丈夫だということはわかりましたけど、
ここに書かれている用語が横文字なので、そこはよくわかりません。
このプリントはいただけるのですか。」
と聞いたら、コピーしてくださいました。
(検査結果のプリントって、言わないとくれないのね)
MRIの画像を見ながら詳しく説明をしてくださいました。
「この白いところが怪しかったところです」
などと、具体的に話してくださいました。
でも、私に近い方に置いてあるディスプレイに、
前の患者さんのマンモの画像が写ったままなのが気になって、
「先生、これ、前の患者さんのですけど。
映しておいてはまずいのでは?」
とおどけた調子でお伝えしました。
心の声(しっかりしてよ~~。人のマンモの画像なんか見ちゃいけないと思うし、
自分のも人に見せて欲しくないよ~~。生年月日も名前も、しっかり読めちゃうじゃないの)
先生は、慌てて私のマンモの画像にチェンジしてました。
マンモの画像は、今日の説明に使わなかったので、うっかりしたらしいです。
ていねいに説明してくださるし、お人柄もよさそうな感じのよい先生でした。
でも、ちょっとうっかりさんです。
なんだか、いろいろな意味で、ちょこっと心配になってきましたが、
とりあえず、半年後の受診の約束をして帰ってきました。
半年後に小さくなっていたら、OKだそうです。
良性なら、年をとるごとにホルモンの関係か何かで、
小さくなる種類のものだそうです。
つまり、以前にもエコーを受けていたら、
その時は、もっと大きかったかもしれないと。
(私、今まで、毎年マンモだけ受けていて、今回、初めてエコー検査を受けたのです。)
今回の乳がん疑い騒動は、いったん、鎮火です。
ほっとしました。
先生によって、見立てが違うんだなあって思いました。
結局、両方の検査を受けてよかったです。
お二人の、経験とか性格とかの違いなのでしょうね。
それぞれの個性なのでしょう。
あ、でも、あとから受けた病院の先生は、
「エコー受けなかったら、こんな小さい影は見つからなかったし、
そうしたら、再検査とかして、どきどきしなくてすんだのにねぇ」
という不届きな発言もしてましたっけ。
正直すぎるでしょ。
それじゃ、なんのためのドックのエコー検査?
「先生。
エコー受けて、検査の係の人ががんばって、小さいのでも見つけてくれて、
それが良性だってわかった方が、ずっといいんじゃないですか」
って思わず言ってしまいました。
やはり、いろいろな意味で、ちょっと心配な先生です。
若さのなせる業ってこういうのを言うのかしら。
次回もしっかり診てくださいね~~~。
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