「すぐ死ぬんだから」内館牧子 著
「終わった人」内館牧子 著
「毛糸に恋した」群ようこ 著
「老後の資金がありません」垣谷美雨 著
最近一気に読んだ本です。
老後の~~は、前に一度読んだかも。
最近、さらっと読んでしまって、さらっと忘れてしまう本もあって。
さて、この中で、いちばん影響を受けたのが、
「すぐ死ぬんだから」
反省した。
自分を大事にしていないということが、わかった。
ナチュラルなんかじゃなくて、無精だった、私。
このところ、花粉のせいにして、化粧も適当だったし。
出てきた腹を隠す服が増えたことも、薄々感じちゃいたけれど、
これが、薄汚いおばばへの道一直線だったんだ。
できる範囲で、小ぎれいにしておかないと、
この本に出てきた、
こぎたないおばばになってしまう。
自分を大事にしない人を、だれが大事にしてくれるか。
もうちょっと、自分を構おう。
それと、背筋をしゃきっと伸ばして、生活しよう。
というわけで、久しぶりに、久しぶりに、女性誌を買いに本屋に行った。
なんて、単純な私。
あまりの単純さに、笑っちゃう。
向上心、あるんだな、私。
おしゃれを勉強する気になってるし。
しかし、ごくごく普通の60代向けのファッション誌って、どれなんだろう。
よくわからないので、表紙に「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」と副題がついている雑誌を買ってきた。
よし、これで、勉強する。
「60代の大人の装い」っていうのが、よくわからないけど。
60代って、大人じゃん。大人じゃない60代ってのは????
もう、ここから、意味不明。
大人のなんたら、っての、よく目にするけどね、雑誌の表紙で。
どういう意味で使ってるかよくわからん。
家に戻って、袋を開ける。
いらないよぅ、付録のショルダー。
ああ、この分、雑誌が安ければよいのに。
だいたい、おしゃれしましょ、みんなと同じ装いではなくて個性を生かしましょ、とか言ってるくせに、付録にバッグ。
雑誌買った人は同じもの持てというの、矛盾してないか???
私、ひねくれてる???
自分で選んで買ってきたくせに突っ込みながら、中を見る。
ありゃあ~~~。
無理だ、これ。
だって、どれも素敵に見えないんだもん。
こういうのを、素敵っていうのか。
すっかり時代に取り残されたみたいね、私。
どれも、マネしたいって思えなかった。
古い頭のままの私。
今どきのおしゃれな60代って、ほんとに、こういう着方をするんだろうか。
中田舎に住んでいる私には、とてもついていけない着こなしの数々。
さて、どうしましょうかねえ。
せっかく、ファッションとやらを勉強しようと思ったのにね。
加賀まりこさんの写真は、素敵だった。
切り抜いて飾っておきたいほど。
でも、ジーンズ姿をまねしても、顔が加賀まりこでないから、ただの地味おじおばばになるよなあ。
結城アンナさん、素敵なんだろうね。
でも、まねしたって、アンナにはなれない。
ソンナかコンナか、まあ、そんなもん。
美人はいいなあ~~~~。
仕方ない、美人には、なれない。
ついでに、私には、愛嬌もない。
目標は、
「小汚くならないようにする」
という最低レベルでがんばろう。
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