茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

4足す4の謎

 

 ひさしぶりになっちゃいました。

 

今日、1000円ランチのお店に行きました。

 

パスタとサラダとちっちゃいドルチェとコーヒー。

 

驚いたことに、すべて、おいしい。

 

1000円でいいんですか?と尋ねたいくらい。

 

ゆっくり食事して、おいしいコーヒーを楽しんで。

 

さて、帰りましょうかねえ。

 

会計に行く。

 

あらら、細かいのがない。ということで、一万円札を出しました。

 

会計の彼は、金庫から、千円札を出しました。

 

そして、私に向かって、お札を並べて、

 

「まず、4000円。こちら4000円。合わせて8000円のお釣りです。お確かめください」

 

私は、一瞬、何を言われたのかわからなかった。

 

え~~と、4足す4で8だから、8千円、あってる。

あってるけど、何かおかしい。

一瞬でお釣りの8000円を、はい、合ってますって答えられなかった。

 

ああ、私、こんな簡単な足し算も、一瞬考えるようになっちゃったのか。

 

とても寂しい気持ちで、お釣りを受け取った。

 

 

しかし、

 

しかし、

 

この場合、普通は、「5000円と3000円で、8000円、というんじゃないかしら」と気が付いた。

 

どうして、彼は、4足す4にしたんでしょう。

5足す3じゃなかったんでしょう。

 

「5の塊」で数を考える癖になっているわが頭固いのかしら。

 

そうなのかなあ。

 

この人、いつも、こういう会計するんだろうか。

 

 

もう一度来て、また一万円札で支払ってみたいぞ、って思ったのでした。

おいしいからまた来よう、という気持ちもあるけれど、それを上回った、今度も4足す4の謎のお釣りの数え方かどうか、確かめたい気持ち。

 

推理小説が好きなわたくしは、これをネタに、何か身の回りの小ネタ推理短編が、できたらおもしろいのになあ、なんて、今、思ったのでした。

 

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「あなたの不幸は密の味」 辻村深月 小池真理子 沼田まほかる 新津きよみ 乃南アサ 宮部みゆき 著  PHP文芸文庫

イヤミス傑作選「あなたの不幸は密の味」 辻村深月 小池真理子 沼田まほかる 新津きよみ 乃南アサ 宮部みゆき 著  PHP文芸文庫

 

今日は一日、病院の待合室にいた。

 

朝9時から夕方4時まで。

 

母の、検査の付き添いというかおまけというか。

 

待合室読書にもっていったのが先日買ったこの文庫。

 

読み始めて、しまった、と思った。

 

あら、このお話、読んだことがある。

 

え~~、またやったか、私。

 

同じ本を2回買っちゃうってこと。

 

いやでも、これは、出たばかりの文庫だよ、2回目のはずはない。

 

よくよく見たら、以前出された本からのアンソロジーであった。

 

よかった、読んだことあるのは、一つ目の短編だけだった。

 

 

 いや、なんとなく、5つ目も読んだことがあったかも。

 

でもまあ、どのお話も、嫌な後味を楽しめた本だった。

 

「嫌な後味」すなわち、「イヤミス」なんだそうで、そんな言葉は知らなかった。

 

本の帯には、「ぞわりとする でも読まずにはいられない。 人気の女性ミステリー作家、豪華共演!衝撃の結末が待つ短編集」

 

はい、帯に書いてあったこれらの言葉で、この本を買って来たのでした。

 

編者の 細谷正充さんの狙い通り、いやあな感じを楽しめたので、よい本でした。

 

母「付き添わせて悪いねえ。待つのもたいへんでしょ」

私「大丈夫、本と毛糸持ってきたから、いつまでも待てる。本好きに育てたお母さんの勝利」

母「なるほど」

 

 

でも、ほんとは、気疲れしたよ~~。

心配だったよ~~~。

 

 

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読書記録 「姑の遺品整理は、迷惑です」垣谷 美雨 著 

「姑の遺品整理は、迷惑です」垣谷 美雨 著  双葉社

 

先日の、あなたの人生片づけます、に続き、この著者の本を読みました。

 

60過ぎのわたくしとしては、他人事じゃなかった。

 

自分のいなくなった後の始末。

 

残されたわたくしのモノは、やはりごみなんだなあ。

 

体力の残っている間に、片づけなくちゃ、と以前から思っていたけれど、

もっと本気でやらなくちゃいかん、と思った。

 

 

メルカリで、売れたものは、200点を超えている。

偉い。

捨てるのにもお金がかかるのに不用品を引き受けてくださる方がいて、ありがたい。

でも、売れるのは、ブランドものとかそこそこ名の知れたメーカーさんのものか、新刊の本。たまに、趣味のものが売れたりもする。

 

30代娘っ子は、趣味が合うものがなく、ヒロフのバッグなどは喜んでもらってくれているけれど、あとはね~~。おばあさんの趣味には付き合えないらしい。

 

退職後の「シャツ整理」は、がんばったけれど、最近、ちょっと停滞気味。

布の資源ごみ、紙の資源ごみ、毎月意識的に少しずつ出してはいるけれど、

目標の「65歳で、すっきり片づけ終了」ってことには、なかなかいかないかな。

 

この本を読んで、よし、明確な目標を書き出そう、って思った。書いて目にすれば意識も高まるかもしれないから。

捨てよっかな、と思ったら、とりあえず、ごみ袋にすぐ入れる、という行動をする。

ごみの日は、すでにごみ袋に入っているもの以外に、必ず何か、捨てる。

 

ぼんやりしてたら、あっという間に、70代に突入してしまう。

 

それと、この本は、人と人とのつながり方を教えてくれた。

 

自分の思ったことは、伝えなくちゃ伝わらない。

そんなに人の顔色うかがって、遠慮ばかりしていちゃいけない。

モノにも思い出は残るけど、会話(言い合いも含めて)の思い出、大事。

 

何を残すか。

モノじゃなくてさ、気持ちを残す。

モノをもらった思い出じゃなくて、自分を大事にしてくれた思い出を、周りの人に残す。

ちょこっと、心がけよう。

 

 

さて、前にも書いたけど、わが母、90歳は、モノが捨てられない。

あの、大量の、いらないもの、を、私が片づけるのは、私が何歳の時になるんだろう。

この本の主人公の苦労が私に回ってくるのは、いつになっちゃうんだろう。

それを考えると、今すぐにでも、母を洗脳しなくちゃ、って思う。

母には長生きして欲しい。

モノの溢れた散らかった部屋から、大量の使わないものを片付けて安全に過ごさせたい。

でも人様のモノは勝手に捨てられない。

でもでも、今、私が60代のうちに片づけさせてほしい。

台所には、少なく見積もって15年間一度も使わない食器が溢れ、タンスや押し入れには、ぜ~ったい着られない服。

処分させて欲しい。


自分のモノの始末は、ある程度できそうだが、母のモノの始末は、私にできるかどうか。 

現在のストレスの元のひとつが、母のゴミ部屋問題なのです。

 

 

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