年をとると、昔のことが詳しく思い出されることがあるとか。
本日のブログの題名は、「ぱなし」の「はなし」。
思い起こせば、数十年前。
私が中学生の時のことです。
当時も真面目な私でしたが、学校で行われる朝礼は嫌いでした。
貧血起こしたことも何回かあるし。
先生方の話を、なんで立って聞かなければいかんのじゃっ!!
服装点検なんていうものもあったし。面倒くさい。
朝礼の意味を、なんら見出されず、真面目さを発揮する場ではなかったのです。
校長先生のお話、なんていうものも、聞き流し、早く終れ~~と思っていたのです。
ところが、ある日の朝礼の校長先生の話。
ものすごく、心に届いたのです。
校長先生の話で今も覚えているのは、このときのお話だけ。
自分の卒業式の校長先生のお話でさえ、なんにも覚えていません。
この、唯一覚えているのが、冒頭に書いた、「ぱなし」。
★★★
人間は、物事をするときに、やりっぱなしにしてはいけません。
自分が目的をもって始めたことを、やってみたからもういいやみたいに、途中で投げ出してはいけないのです。
日常生活だって、そうなんですよ。
何かをやりっぱなし、というのは、自分のためになりません。
本を読みっぱなし。
授業を受けっぱなし。
作業をしっぱなし。
使った物を出しっぱなし。
履いていた靴を出しっぱなし。
こういう、「ぱなし」は、人生をよくしません。
★★★
みたいな話だったと思います。
45年位前に聞いた話なので、かなり私の中でアレンジされていると思いますが、
趣旨は変わっていないと思います。
この言葉、結構、私の人生に影響与えてくれています。
でも、片付けられない女、ですので、家庭事務作業が終わると、使ったペンなどが机の上に散らばっているのですけれどね。
そうすると、「『ぱなし』はいけません」、と心の中で言いながら、片付けています。
お顔は覚えていませんが、お名前はしっかり覚えていますよ、校長先生。
今さらながら、校長先生、ありがとうございました。
あなたの朝礼の言葉、45年たっても覚えています。
あ、なんか、今日はいい話になってますね。
そうでもないかな。
今日も皆様にとって、よい日でありますように。
★★今日もおいでいただき、ありがとうございます★★
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