茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

◆アラカン娘とアラ卒母の、ミニ押し入れの片付け顛末〈前半〉「ほんとに捨てさせてくれるの?」

はじめに‥‥‥

 私は、捨てられない、片付けられないアラカン娘。

 母は、私以上に、捨てられない、片付けられないアラ卒(卒寿)母。

 家は、両親が結婚して以来、ここ。

 建て替えたけど、そのときは、荷物を近所の倉庫に入れておいたから、

 物は、あまり捨てていない。

 古い家具はそのとき処分したが、新しく家具を買い、家具の量も、減っていない。

 

 

そして、昨日。午前10時。

時は来た。

 

「なんだか、やる気がでてきたから、ここ片付けていい?

 母さんは、手伝わなくていいから。

 捨てるか残すか、ジャッジしてくれればいいから」

 

 朝、体調も気分もよかったので、

 前から気になっていたある場所の片づけを思い立った。

 ほんとに、自分中心の娘である。

 

 

 現場は、茶の間の、ミニ押し入れ。

 高さ・奥行・幅、全て半間くらいの小さな押し入れ。

 普通の押し入れの4分の一の空間。

 

 ここは、「母の」押し入れ。

 なにかが入っている。

 今まで、ちょこっと片付けようとしては、拒否されていた。

 私は、ごちゃごちゃの様子しか知らず、

 ぎゅうづめの押し入れの、奥は、謎。

 手前のごちゃごちゃしか、知らないので、

 手を付けたら大変と、今まで見て見ぬふりをしてきたが、

 さすがにもう、限界。

 ここらで、片付けないと、母娘の老老家庭では、片付けられなくなるのは必至。

 実家の片付けが大変なのよ、という友人がいる。

 彼女に聞いたら、親子で年取ると片付けられなくなるから、

 ほっておくと、大変なことになると言う。

 

 そこで、私は、2,3か月前から、

 「ここ、あったかくなったら、整理しようね。

  そうしたら、母さんの部屋の出しっぱなしのものが入れられる。

  床にものがなければ、安全でしょ」

 と洗脳しておいた。

 

 あくまで、何気なく。

 あくまで、軽い感じで。

 明るく笑顔で。

 どっちでもいいけど、片付けた方がいいんじゃない?というニュアンスで。

 決して、責めた感じに言ってはいけない

 母のプライドを傷つけては、アウト。

 先に進めない。

 (私って、策士かも)

 

 そうした下準備をしておいて、の、昨日の声掛け。

 

 母は、気軽に応じてくれた。

 言い出した私が、びっくりするほど簡単に。

 捨てるの拒否してたくせに。

 ここの中いじるの拒否してたくせに。

 どうしたんだ母!

 おお、今日が、チャンスなのか。

 さっそく取り掛かることにした。

 

 そうして、片付けが始まった。

    マスク着用。

 

 「全出し」、が原則と聞いたことがあるので、全部出した。

 

 すごい。

 

 この狭い空間から、出るわ出るわ。

 

 よく、こんなに入っていたものだ。

 

 手前の方は、

 ただただ押し込んでごちゃごちゃになっている日常使っていたもの。

 これは、母が判断して捨てるかしまうか、行く先決定。

 

 問題は、奥のモノ。

 

 過去、10年間位の銀行さんにいただいたけど使わなかったカレンダー。

 私が高校の時に描いた油絵が4枚も。

 私と弟の小学校の時の賞状が入った額が4つ。

 いつのかわからない古い、カタログ類、どっさり。

 なんだかわからない書類などの紙モノ。

 古い本数冊。

 カセットテープ。

 そして、奥の奥から、出てきたものは、

 なんと、食器類。

 大きい段ボール2個分。

 その中に、だれかの結婚式の引き出物でいただいた食器の箱が、十数個。

 無水鍋に、銅鍋。

 

 親って、ありがたい。子どものへたくそな絵をとっておいてくれている。

 昔の結婚式の引き出物、嵩が大きかったよね。

 父は、会社の若い人の式にもよくよばれていたので、

 私や母が知らない人の、引き出物がいっぱい。

 え、これ、誰のお祝い?

 知らない名前だね。

 あら、この人知ってる、式に出たんだね。もう、60歳じゃん、彼。

 なんて言いながら、中身の点検。

 

       書くのに疲れちゃったので、ここまで。

       途中でやめて、ごめんなさい。

 

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ありがとうございました。