うかれています。
新しいフライパンを買いました。
ただ、それだけの記事です。
ここで、読むのやめても、損しません。
わが家は、IHコンロを使用しています。
このコンロは、おしゃべりです。
「〇〇が、なんたらしたので、加熱をやめます」
などと言って、勝手に過熱をやめたりする、生意気なコンロです。
機械のくせに、こちらの意思に反して、勝手に過熱をやめちゃったりするのです。
フライパンをよく使います。
大小、2個を使っています。
この、小さい方のフライパン。
長年使っておりまして。
経年劣化とでもいいましょうか。
底が、平たくなくなってきています。
そんなに乱暴に使っているわけではないのに。
不思議なことです。
私の骨密度が減るのと同じく、フライパンの鉄密度も減ったのでしょうか。
この小さいフライパンで、調理をしていると、
最近、よく、「勝手に過熱を辞めちゃうからね事件」
が起きていました。
ほんとに、むっとします。
途中までフライパンを認識してたくせに、
ちょこっと動かしただけで、認識できないIHの方が悪いと思うのですが、
IHは、偉そうに、「認識できません。加熱やめます」
もう、私も母も、IH相手に口答えし、
ののしり、なだめすかし。
でもIHに心はないので、そういうこちらの気もちは伝わりません。
さすがに、母子して、
「もう、このフライパンは、諦めよう。
ガスなら使える状態だけど、
この融通のきかないIHには、使えない」
そう意見が一致しつつあったわけです。
諦めがついてきたわけです。
で、先日、通院の帰りにふらりと寄ったデパートの売り場に、
きれいなフライパンが並んでいて、
これも出会いだ、今日買って帰ろ、荷物多いけどさあ。
ということになり、
サイズを調べ、
持ってみたり振ってみたり、
同じサイズなのに、値段の差はなんなのさ。
とかいろいろ考えて、
レジへ。
「はい、お待たせいたしました。
ガス用のフライパンでよろしいですね。」
え~~~~。
いやいや、違います。
IH用。
さっきよく見て決めたのに。
なんで、2人して、間違えるのか?
よくよく見れば、置いてある値札と説明書き、隣のフライパンのだったの。
お店の方が、ちゃんと確かめてくださってよかったです。
こういうところが、店員さんのプロなところ。
客に恥をかかせない、出しゃばらない言い方で、確認してくださる。
ありがたいことです。
無事に買ってきた新しいフライパン。
もう、IHに、存在を否定されることはなくなりました。
気持ちよいです。
最初から最後まで、IHのおせっかいに邪魔されずに料理ができる。
フライパンを新しくしただけなのに、
ウキウキ気分。
なのに。
なぜなの。
昨夜、母が使っていたのは、
古いフライパン!!
なぜに?
あんなにIHに口答えされて、むっとしてたくせに。
捨てられないんですね、母には。
「まだ、使える」って、思っちゃうのでしょう。
穴が開いたわけでもないし、取っ手が取れたわけでもないし、
焦げ付きがひどくなったわけでもないのですから。
そういう、何でも始末して使う母のおかげで、
わが家は、今まで無事に過ごしてきたわけですけれど。
でも、もう、いいんじゃないかしら。
このフライパンは、役目を終えたわけだから。
はい、そう母に話し、捨てさせてもらいました。
ありがとうね、フライパン君。
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