まひるまの星
吉永 南央 著
2017年1月15日 発行
この本は、
「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの5作目です。
主人公は、コーヒー豆と和食器の「小蔵屋」を経営する「お草さん」
しゃきっとしてて、凛としてて、思いやりがあって、賢くて
可愛げのある老婦人です。
このシリーズ、おもしろくて全部読んでいます。
こんなおばあさんになれたらいいなあって思います。
今回は、町の「山車蔵」の移転の話か始まります。
その移転話の中で、過去のすれ違いのいきさつなどが複雑にからまっているのがわかってきて‥‥‥。
お草さんの気風のよさや、勇気。
読んでいて、気もちがよいです。
さらさらっと読めますし、読後感もよい気もち。
今読みたい本が見つからない方、お勧めです。
日常の謎解きですから、暴力とか殺人とかの場面などもありませんよ。
本文より
過去は過去。変えられるとしたら、この只今、そして、その先。
「残るのはものじゃない‥‥‥」
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