チビが、障子に穴をあけました。
一回目。数か月前です。
絵本を持ち歩いていて、絵本の角が障子に当たり、穴があきました。
誰も責めてもにらんでもいないのに、
ものすごく申し訳なさそうな顔をして、
泣きそうになって。
なんどもなんども、穴をチラ見して。
気の毒なくらいでした。
その後も、遊びに来るたびに、
その部分をチラ見していました。
ほんとの、ほんとに気にしてるんだなあと思ってみていました。
そして先日、今度は、脚で座椅子を蹴っていて、障子に穴をあけました。
さて、彼は、どうしたか?
成長したんですねえ。
なんと、気が付かないふり、をしたのです。
お見事。
ふらあっと視線を泳がせて、
何事もなかったように、遊びを続けました。
おお、成長したのね。
以前の恐縮しまくった態度もとっても可愛かったけど、
今度の、ちょっと厚かましい態度も、おもしろい。
どちらのときも、「ごめんなさい」を教えたけど、
たぶんわかっていないと思います。
もう少し、物事がわかるようになったら、
きちんと自分からの「ごめんなさい」を教えようと思います。
こんな小さな、成長でした。
婆馬鹿、です。
♪お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
お帰りに、応援のクリックをしていただけると、更新の励みになります。