先日ここのブログに書いた、「モグラグラブ」。
母にプレゼントした、指先が出て手首や掌、手の甲があったかい手袋。
はめたまま、スマホを触ったり、読書ができたりする便利なもの。
次は自分のを編む予定です。
母がとても気に入って、お友だちとのランチにしていきました。
帰ってきて、
「Aさんが、編んでほしいって。写真撮るときに具合がいいから」
と、言うではありませんか。
きっと、Okしちゃったんでしょうね、母のことだから。
直ぐにいい顔するんだから、よそ様に。
AさんもAさん、気軽に頼んだりしないでほしい。
反射的に私の口から出た言葉は、
「やだ」
人様に編むとなると、完璧を求めてしまって、
自分の首を絞めてしまうから、嫌なんです。
左右の手袋の模様がぴったりあわなきゃ嫌だし、
サイズも違っちゃいやなのです。
自分の親なら身内だから、5ミリくらいの左右差は許容範囲なのですが、
人様に差し上げるのには、完璧じゃなきゃ、嫌。
だから、編みたくないのです。
毛糸も、用意しなくちゃならないし。
この毛糸は、100グラム1巻き。
でも、モグラグラブに使うのは、35グラム。
1巻き買ったら、無駄が出ます。
もったいないない。
こんなことを瞬時に考えて、
「やだ」と即答したのでした。
母は、困っています。
でも、2度は、私に頼みません。
2度頼むのは悔しいから彼女はそういうことはしない。
人に頭を下げること、人にモノを頼むことが大嫌い。
でも、困っているそぶりは見せる。
嫌な親です。
こういうところが、本当に、我が親ながら、大嫌い。
数時間後、
私のぷんぷんした気分も静まってきました。
いつも母を誘って面倒見てくれているAさん。
彼女にはお世話になっているし、感謝している。
少々ボケも入っているであろう母を仲間に入れてくれているAさん。
そうだよな~~。
母の頼みじゃなくて、Aさんの頼みだったんだ。
母の安請け合いに腹が立ったけど、もとはと言えば、Aさんの希望だったんだっけ。
母のためじゃなくて、Aさんのためってことなんだ。
それなら、編むか。
否、編まなくちゃいけません。
編んで差し上げれば、喜んでもらえる。
素人の私に頼むのだから、完璧は求めていないだろう。
ハードルを勝手に上げてしまったのは私。
下げりゃいいじゃん、そのハードル。
今できる範囲で、丁寧に編めばいいんじゃないの。
そんなふうに思えてきました。
という訳で、昨日から、いっしょうけんめい編み物しています。
気が付いたら、昨日は、ブログ書かないで終わっちゃったのでした。
連続記入、すぐ、途絶えちゃうんです、私。
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