教養がない。
ずっと前から、そう思っていた。
常識もないし、根性もないし、優しさもないし、強さもないし‥‥‥
ないないづくしだが、
今回は、自分は教養がないって話。
ないままあちらの世界に引っ越すのも嫌なので、
60の手習いならぬ、60からのお勉強。
教養ってなんじゃ、教養を身に着けるにはどうする?
なんてことを知りたくて、
先日、池上彰さんの「大人の教養」「池上彰のニュースの学校」という本を読んだのだった。
還暦過ぎても、頭が空っぽでは、引っ越しした時に閻魔様に叱られる。
だから、読んでみました、これらの本を。
その中に、
歴史を学びたいなら、高校の世界史Aの教科書がいい。
中学の公民の教科書も読んでおきなさい。
って書いてあった。
おとなとして、持ってて当たり前の知識を教科書から学ぼう。
知識は教養の一部だもん。
教養アップになるでしょ。
お調子者の私。
さっそく、昨日の散歩で、教科書取扱店に行った。
高校の教科書は、注文して取り寄せになるそうだ。
実際手に取って見られないので、どの教科書が私と相性がいいかわからん。
お店の方も、お勧めと言われてもねえ、とのお返事。
そりゃそうでしょう、無暗に教科書なんかお勧めできない。
だから、適当に選んで注文した。
聞いたことあるような会社の、世界史Aと、日本史A。
ちなみに、卒業した高校の教科書はどうでしょうね、なんて言われたけれど、
それは、Bだから、やめておいた。
また受験勉強するみたいで、嫌だったから。
それにしても、教科書って安いんだな。
あんなに中身が濃いのにねえ。
そのお店の中に、小学校と中学校の教科書は、実物が置いてあった。
市内で使っている教科書は普通に置いてあるそうで。
中学公民を見せてもらった。
なんとまあ美しい。
これなら、読めるかもしれない。
購入決定。
ついでに、中学の歴史の教科書も見せてもらった。
美しい。
資料集みたい。
私の中学時代の教科書とは、ぜんぜん、まったく、違う。
いいなあ、今の中学生。
これなら、読みやすい、見やすいじゃないの。
私が中学の時この教科書なら、もう少し、勉強、はかどったかも。
高校の教科書は、すぐに買えなかったので、中学の歴史も買ってきた。
こんな感じ。
皆さん、知ってました?
今時の教科書の美しさ。
うっとり。
ついでに、地理もいかがです?
って言われたけれど、やめておいた。
公民より、歴史より、もっと嫌いな教科だったから。
さて、勢いで買ってきた、中学の歴史の教科書。
これを端から読むことにした。
約300ページ。
きれいな写真や図もあるし。
面白いかも。
ただし、これを読んで、何にも覚えなくていいことにする。
だって、覚えられないでしょ。
だから、無理なことはしない。
ただ、読むだけ。
読み物として、楽しもう。
それじゃないと、きっと途中で飽きる。
そして、また、読まない本がたまってしまう。
だから、とりあえず、3色ボールペンを持って、
毎日(じゃなくてもいいけど)この中学歴史の教科書を読もうと思う。
さて、現代まで、たどり着くのは、いつのことになるだろう。
ここに書いたから、途中で投げ出すわけにはいかないね。
今日から読み始めたんですよ。
早起きして。
ちょこっと、賢くなった気がする。
脳、鍛えないとね~~~。
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