「浅草あやかし絵解き」
瑞山いつき 著
宝島社
病院に行きます。
バスに乗って。
駅前までは歩いて行きました。
駅に行く途中で、気が付きました。
わあ、本を忘れた。
どうしましょ。
検査をしてから診察があるから、待ち時間が、たっぷりあるのに。
本を持たずに病院に行くなんて、それだけで、血圧上がっちまうわい。
どうする、私?
本屋さんは家から駅の間にはないんだよなあ。
駅ビルにはあるけど、5階まで行く時間的余裕もない。
コンビニに入る。
一軒目、文庫本、なし。あやしい表紙のは、あった。あんなの読めない。
次のコンビニ。
一応文庫本あった。
しかし、売れ筋のが並んでいる。
うん、もう、そんなの読んじゃったよ~~みたいな本ばかり。
でも、ここで買わなきゃ、だめ。
ということで、この、若い人向けの本を買いました。
表紙も若いし、文章も若いし。
だから、読みやすかったし、病院の待合室読書には最適でした。
結果オーライ、です。
お祓いができる画家が主人公で、あやかしが見える姪っ子さんがいて、
見たくても見えないことにじれている友人の作家がいて。
浅草が舞台だから、なんとなく風景やお店やお寺さんも思い浮かべられるし、
出てくるあやかしも、よい物語をもっているし。
いい待合室読書になりました。
気晴らしに読むにはとってもよい本でした。
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