「ねじまき片想い」
柚木 麻子著
2018年6月29日発行
「One World」
喜多川 泰 著
2014年10月20日発行
前回のブログに書いた状態が続いていて、
母の通院付き添い、検査付き添いで、病院待合室にいる時間が多く、
またもや待合室読書が進む。
「ねじまき片想い」
軽いミステリーを楽しめました。
表紙もかわいらしいが、お話もかわいらしい。
5年も片想いしている主人公の宝子さん、片想い相手の西島に降りかかる災難を、
西島が気付かないまま解決していくのです。
けなげで、賢くて、ある意味度胸があって。
がんばれ宝子、と、待合室でリラックスして読める本でした。
還暦オババには、若い本ですが、ま、いっか。
「自分の心にねじを巻けるのは、自分だけ」その通りだなあと。
「One World みんなが誰かを幸せにしているこの世界」
ノートに書き留めておきたいフレーズがたくさん出てきました。
9つの物語がつまっている、連作短編集。
「誰かが好きなことを一生懸命がんばる姿っていうのは、そいつが夢を実現したかどうか以上に、周りの人の心に影響を与えるんだ」
ああ、この本、もっと、若いころ読みたかった。
でも、いまだに心が柔らかいわたくし(?)、たくさんの言葉が心にしみこんできました。
この方の本を読んだことのない方、一度読んでみても損しないと思いますよ。
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