おはようございます。
今日は、友人とばら園に行きます。
平日のばら園。
空いていていいだろうなあ。
楽しみです。
おしゃべりも、ランチも含めて。
最近読んでいる小説のなかで、引っかかってしまった言葉。
それは、「すいません」です。
小説の中に、着物を着こなし穏やかで落ち着いたキャラの年配の女性が登場します。
彼女のセリフの中に、「すいません」が、出てきました。
私は、その「すいません」に引っかかってしまって。
その言葉遣いで、そこまで読んで作った彼女のイメージが、ガクッと崩れてしまったのです。違和感。
この感じの女性のセリフなら、「すみません」じゃないのかぁって。
作者のケアレスミスか、と思って読み進めたけれど、
その後のセリフにも「すいません」と出てきていたので、作者は意図して
この女性に「すいません」と言わせているのでした。
「すみません」と言うでしょう、大人なら。
「すみません」と言うでしょう、改まった言葉遣いで話すときは。
「すいません」ではなくて、「すみません」と公の場なら言いますよね。
そうじゃないのかな。
「すいません」は、崩れた語感。好きじゃない。
これは、個人的な感覚なのかもしれないですけど。
「すみません」がよくて「すいません」が砕けてるって感覚は。
言葉って、地域によっても感覚が違うかもしれませんし。
でも昔からそう感じていました。
「すいません」ではなくて「すみません」が正しい言葉遣いだと。
だから、職場の若い後輩からのメールに、「すいませんでした」って書いてあったとき、まさかこの子、目上の人たち・外の人たちに、「すいません」って言ってないだろうなと心配になりました。
もう一人、「すいませんでした」って書いてきた40代の人がいて、その人は、もういい大人だから、言葉遣いを直すのも失礼かと思い、こちらからのメールに「こちらこそ、すみませんでした」って文面入れて返信してみました。
話し言葉ならともかく、書き言葉で「すいません」はよくないと思うので。
‥‥‥あ、そうか。小説の話に戻ると、作者は、セリフだから、「すいません」としたのかなあ。でも、あの女性は、話し言葉でも「すみません」と言った方が、私が作ったイメージには合うなあ。‥‥‥
たったの一言で、イメージが崩れてしまった小説の中の女性。
(私が勝手にイメージを作って読んでいただけですが)
言葉って大切。改めてそう思いました。
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ありがとうございました。