おはようございます。
皆様、気分よく、一日が始まりますように。
梅雨。
なんとなく、また、昔を思い出した。
小学校は、田んぼのまん中にあった。
今考えれば、へんなところにあったものだ。
現在は、周りは家が建ち、大きな道もできているけど、
当時は、田んぼとどぶ川に囲まれていた。
この時期になると、カエルの声がうるさかったのを覚えている。
教室の窓を開けておくと、カエルの声がよくきこえてきた。
晴れた帰り道には、干からびてしまったカエルが、地面に張り付いていたりもした。
要領の悪いカエル君たちである。
ところで、
子供は、どうして、わざわざ水たまりに入るのだろう。
と書いて、ちょっとドキッとした。
そう言えば、
私、大人になっても、水たまりに入るの好きだった。
職場の友人と歩いていて、
私がわざわざ水たまりに入る様子を見た彼女は、
あきれていたような気がする。
でも、最近、水たまりに入りたいと思わなくなったな。
これが、老化かな。
いや、成長か。
アラカンが、好き好んで水たまりに入っていたら、
ほぼ疑われるだろうな。
保護されるかも。
雨関連で、思い出したことがもう一つある。
就職した年。
疲れ切っていた。
今の言葉で言えば、ブラック企業だったから。
そうして、疲れがたまった4月のある日の朝。
雨が降っていた。
仕事に行くのに、薄い水色のスプリングコートを着て行った。
ふんわりした色で、形もふわあっとしていて、気に入っていたコート。
電車に乗った。
席はうまっていたので、吊革につかまった。
そうしたら、
「ここ、座りな」
って、40代くらいの男性が、席を譲ってくれた。
いっしゅん、なぜ席をゆずられたのか分からなかった。
私は、22歳。若いんだよ~~~。
でも、疲れていたから、座っちゃった。
ありがたかった。
数日後の晴れた日。
肌寒かったので、この前のコートを着て出勤。
いつもの時刻に通勤電車に乗った。
そうしたら、
先日の男性が、
「ねえちゃん、こっちこっち」
と手招きし、また席を譲ってくれたのだ。
謎である。
ありがたくすわっちゃったけど。
職場について、更衣室で会った同僚に、この出来事を話した。
謎は、氷塊した。
「きっと、妊婦さんに間違えられたんだよ。
そのコート、ふんわりしてるじゃん。
そして、クレヨンさんは、いつも顔色悪いじゃん」
そうだったのか。
誤解して、親切に譲ってくれていたんだ。
2回も譲ってくれるなんて、
ほんとうに親切な人だ。
申し訳なかったなあ。
当時の私、痩せていた。
ウエスト58のスカートはいていた。
コートを着ていなかったら、妊婦さんには見えないな。
コートのせいで、席を譲らせちゃった。
なんだか、きまり悪くて、乗る車両を変えたっけな。
そして、ほとんど化粧をしなかった私は、
その後チークを塗るようになったっけ。
しかし、
こんなことがある前に、
誰も、
「顔色悪く見えるよ」って言ってくれなかったな。
友だちがいのない人たち。
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