あしたの君へ
柚月裕子 著
文藝春秋社
家庭調査官の補佐、かんぽちゃんこと、望月大地が主人公。
家裁に来る相談者たちのさまざまな相談の裏にある、真実。
表面だけでは人は理解できない。
表に出そうとしない、出せない真実を見つけて、相談者たちの未来へと道を続けてゆく仕事。
窃盗犯の少女、ストーカー犯の少年、離婚を望む妻たちの秘密真相を、彼らの未来のために悩みながらよりそってゆくかんぽちゃん。
人の事情の裏には、想像できないことがいっぱいあるんだな、
表面だけで人を理解したつもりになってはいけないな。
あたりまえのことだけど、あらためて、そう思わされました。
人と付き合う時、
表面上の笑顔だけで判断してはいけないかもしれない。
でも、深く詮索すべきじゃない。
距離感が難しいね、人と人って。
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