茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

相談に乗るのは、難しい。ごめんなさい、私、お役に立てません。

 母が、勝手に約束しちゃった。

人がいいというか、適当というか、無責任というか。

まあ、悪気はないことだけは、わかる。

 

先日、母の知人の娘さんが家にやってきた。

母に会いに来たのかと思っていたら、

私にも話を聴いてほしいという。

え~~~~。なんですって。

 

彼女は、私より一回り下。

働きながら子育てもがんばっているシングルマザー。

50代に入ったばかりで、元気な彼女。

そんな彼女の話を聞いて欲しいと言う。

今まで話したこともないのに、なぜ、私に?

 

私は、60過ぎのおばさんだが、

人生のほほんと過ごしてきたので、

人様の悩み事を聞いても、

ふうん、大変。

がんばったねえ。

すごいなあ。

などの感想くらいしか言えないことは、聴く前からわかっている。

人様にアドバイスできるような人生経験を積んでいない。

だから、お悩み事の話を聞くのは、正直、嫌だった。

 

職場の後輩のお悩み事なら、いつでも聴いてきたし、

それなりのアドバイスもできたと思うけど。

実際、やめて2年を過ぎたのに、

まだ、仕事についての話を持ってくる後輩はいる。

それは、私にわかりそうなことだから、誠意をもってお話を聞く。

 

でもでも、人生相談は無理無理無理。

絶対、無理。

ぜえったいに、無理!!

 

しかし、彼女は、何を勘違いしたのか、

こんな私に話をしたいという。

 

聴くだけなら、聴けるけど、

なにもお役に立てません。

ということは、ムダってことじゃない、彼女にとっては。

 

しかし、来てしまったので、仕方がない。

もう、逃げられない。

 

子育てについて。

人生なめてるような彼氏のいる娘について。

これからのこと。

実家のお母さんとの不仲について。

 

お菓子と果物をいただきながら、

4時間くらいおしゃべりして。

私は、率直な感想しか言えず。

そんなやつ、呼び出して説教しちゃえ~~。

なんてことしか言えず。

全くお役に立てなかった。

 

しかし、彼女は、結構すっきりした顔で帰って行った。

話すだけで、気が済んだのだろうか。

 

また来ますね。

ありがとう。

って言って元気に帰っていった。

 

私、聴くだけで、ほんとうにいいんだろうか。

 

聴く力は、あるかもしれないけど、

役には立たないと思うよ。

 

今度来たとき、どんな反応すればいのかなあ。

と、来ないうちから、もう、気になってしまう。

 

彼女の話を聴いた次の日は、ワタクシ疲れがどっと出て、

半日ぐうたらしてしまった。

相談受けることのできるキャラじゃないんだと証明されたようなもの。

 

もう、小心者に、相談持ってこないでください。

 

ただ、10歳以上年上の、適当に相槌うってくれる、

話しやすいおばさん、という立場でよいのかしら。

 

 

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