森絵都 著
2016年発行
森さんの本を久しぶりに読みました。
大島吾郎 小学校の用務員を経て、学習塾の教師・経営者になる。
大長編です。読み応え十分。
吾郎がどんな気もちで教育に携わっていくか、じっくりと読みました。
吾郎、娘、孫と教育に携わっていくのですが、さまざまな考え方が出てきて、
教育って正解は何なのだろうって考えさせられました。
久しぶりに、真面目に考えながら読んだ本です。
理想と現実。そこには隔たりがあるけれど、それをなくしていきたいという真摯な態度。
真の教育を追及してゆく姿。
世の中の、教育に携わっている方々の必読書・課題図書だと思います。
読んでよかったと、心から思える本です。
もっと若い頃に読みたかったなあ。
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