最近のいくつかの出来事がきっかけで、この文章を書く気になった。
自分の物差しで物事を測ることができるようになりたいと思っている。
人がどう言おうと、どう思おうと、そんなことには惑わされずに、
自分なりの価値判断ができるようになりたいと思う。
不惑の年なんて疾うの昔に過ぎているのに、まだこんなことを言っている私。
不惑の境地に到達していない、その理由はというと‥‥‥‥。
私の周りにも、いろいろなことを教えてくださる人生の先輩がいる。
・早寝早起きを生活信条にしている人。
・ひとりで行動するのが好きな人。
・たくさんの人とかかわりを持ちたい人。
・朝洗濯しなくちゃ気が済まない人。
・洗濯は夜のうちに済ませるのが好きな人。
・本が大好きな人。
・本より生の経験がいいんですよっていう人。
・ミニマムが好きな人。
・たくさんの好きなものに囲まれて過ごしたい人。
・断捨離が好きな人。
・昔の物も大事にとっておいて、何かの時に使っている人。
・運動して鍛えることが生きがいの人。
・ボランティア活動が生きがいの人。
・孫育てが生きがいの人。
・家庭菜園を熱心にしている人。
・お料理を楽しんでいる人。
・食事には時間を割きたくない人。
・おしゃれを楽しんでいる人。
・おしゃれは、人生に関係ないって言っている人。
それぞれの人に合った生活をしていらっしゃる。
そして、どの人も、素敵に見える。
確固たる自信を持ってリタイア生活を楽しんでいるように見える。
私のリタイア生活は、目指すところが、まだ定まっていない。
素敵な人のお手本が様々で、目指すところが、決められない。
くねくねと、手探り状態だ。
友人からも、情報が入る。
私の友人知人には、一人暮らしの先輩も結構いる。
・一人暮らしで寂しい。夜中に小さな物音がすると怖い。
・一人暮らしで面倒じゃないから快適、人と一緒に住むのが気を使って嫌なんだ。
・一人暮らしは心細いけど、子供にはそんなこと言えない。
・一人暮らしはわびしいなという本音は言えない、子供の負担になりたくないから。
・一人暮らしはいいよ~~って子供には、強がるんだ。
・一人は寂しい、わびしいけれど、他人から、寂しくて気の毒ね、なんて言われたくはない。毅然としていたい。
こちらも、人それぞれだ。
100人いれば、100通りの一人暮らしがある。
リアルな先輩・知人・友人の話を聴くだけでなくて、
皆様のブログを読ませていただいたり、
巷にあふれる目についた「生き方本」を読んだりしている。
そうして、
そうか、そうすればいいんだ。
そうか、そう考えればいいんだ。
揺れ動く私。
もう、私は、どうしたいのかわからなくなってくる。
自分のことなのに、わからないなんて、情けないことだ。
リタイア生活が、まだまだ、軌道に乗りませ~~ん!!
いずれ、一人暮らしになるというのに、心の準備ができていませ~~~ん!!
ポンコツになった頭を使って、考える。
ない知恵を絞って、つらつらと考える。
孤独=寂しい なのか?
一人暮らし=孤独=寂しい なのか?
そして、
寂しさ=悪 なのか?
孤独=悪 なのか?
そんなことは、ないだろうな。
そんなふうに、孤独について考えていたら、孤高という言葉が浮かんできた。
孤独と孤高は似て非なり。
それなら、孤高を目指せばよいのでは。
背筋を伸ばして毅然として生きていきたい。
そうなれるかな。
こんなに心が弱いのに。
ガラスの心なのに。
私は、しなやかな強さが、欲しい。
それと、上手に相手に負担をかけずに甘える潔さ。
いくつになっても、毎日が、修行だ。
のんびり、がんばる。
自分が自分の応援団長。
明日の自分を作るのは自分。
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ありがとうございました。