雪と珊瑚と
梨木香歩 著
角川文庫
平成27年6月25日 発行
家守綺譚
りかさん
沼地のある森を抜けて
等、梨木さんの本は何冊か読みました。
家守綺譚がいちばん好きです。
今回読んだこの本は、それとは傾向が違います。
若いシングルマザーが、周りの人たちの好意に助けられて
しっかり前に進んでゆくお話でした。
情況が悪くても、意思が強ければ、立ちあがっていけるんだなっていう、
励ましを貰えるお話でした。
食べることは生きることに直でつながるのね。
って改めて思ったりもしました。
文中のおいしそうな記述のところと
心に響いた言葉のところには、線を引きながら読みました。
あれ、最近、食がサブテーマになっている本、多くない?
本屋さんで文庫本を見ていると、
目に入って来るのが、
喫茶店とか、カフェとか、食堂とか、
お菓子とか、和菓子とか、
コーヒーとか、パンとか、スープとか。
私の食い意地がはっているだけかなあ。
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