おはようございます。
いつか、何かに当選したよっていう不審メールが母の携帯に届いたことがあった。
そのときは、セーフだった。
昨日、母の携帯に入ってきたメールが今日の本題。
遊びに行っていた母が帰ってきて、
「くれよん、このメール見て。
だれからか分からないんだけど、どうしよう。
また、おかしなメールかな」
そう言って母が見せてくれたメールは、
「ひさしぶり~。連絡くれてたのに返事できなくてごめんね。
お詫びに来週ランチでもどう?
それと連絡先変わったんで、こっちでよろしくね☆」
というメールだった。
いかにも親しげ。
送って来たアドレスは、ドコモのもの。
信じるでしょ、れっきとしたドコモのアドレスだもの。
では、なぜ、母がすぐに「あなた誰?」って返信しなかったのか。
理由はいくつかある。
1.いつも、誰だかわからないメールには絶対に返信しちゃだめ、と私がうるさく言っていた。
2.このメールが来た時に、ぐうぜん、仲間といっしょで、その人たち以外に、メールを寄越せる老友婆友はほとんどいない。
3.言葉遣いが若すぎる。
4.孫からのメールなら、アドレスが違う。
5.だいだい、ランチ、なんて、老友婆友は言わない。
6、母が入院中にメールをして、返事がなかった婆友がいるけど、彼女は、こんな言葉遣いじゃない。
そんなこんなの判断で、私に見せてから、どうにかしようと決めたらしい。
そういう訳で、遊びから帰ってきて、さっそく私に見せたのだった。
もう、いっぱい褒めました。
89歳の婆様にとっては、ナイス判断。
でしょ。
偉いよねえ。
よく返信しなかったよ。
ドコモのアドレスだから、私なら、引っかかったかも。
20年くらい前に、電話での詐欺にあいそうになって、銀行で店長さんに阻止してもらって、私にいっぱい叱られたのが、いい薬になっているのも、今回のよい判断の一因かもしれないなあ。
何事も経験よね。
今日も、詐欺メール相手に、
母の勝ち!
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