久しぶりに宮本さんの本を読みました。
いつもなら、一気読みなのですが、ここのところ、何かと忙しくて、
細切れ読みになりました。
本の帯には、
亡き妻の知られざる過去を追い、男は旅に出るーー。
とありました。
そして、
人生には、口をつぐんで耐え続ける日々があり、
ささやかな幸福の積み重ねがあり、
慈愛があり、闘魂がある。
とも書いてありました。
牧野康平が、本の間から見つけた亡き妻蘭子宛の葉書。
差出人に心当たりがないと蘭子は言っていたが、なぜ、ここに挟んであるのか。
もう、書き出しから引き込まれてしまいました。
康平といっしょに、蘭子さんの秘密にしていたことを調べていく感じを味わいながら読みました。
私は、普通の文章も下手ですが、
感想文って、さらに苦手です。
他の方の読後感を読ませていただいて、いつも、
こんなふうに読んだ本の感想を書けたらいいなと思うのですが、
いい年してるくせに、感想文が書けません。
心が動かないわけじゃあないのに、書けません。
書いていると、つい、内容に触れ、ストーリーに触れてしまい、
お、こんな風に書いたら、未読の方に悪いよな~~とか思ってしまって、
結局、面白かったです、とかしか書けなくて。
じゃあ、ブログに書かなきゃいいじゃん、ですが。
そう、ここに書いたのは、面白かったからです。
細切れだったけど、いい時間が過ごせました。
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