茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

2か月ぶりの美容院ととことこ地元散歩。今日のおしゃべりは、長い。

節分の日。

 

約2か月ぶりに美容院に行きました。

これ以上行かないと、山姥、オババになる。

通常月1で行っているのに、今回は、2か月ぶりになっちゃった。

 

年を取ったら、かわいいおばあちゃんにならないとねぇ。

髪を染めるのをやめたら、すっかりおばあちゃん気分な私です。

今からスローなおばあちゃん生活&おばあちゃん気分に慣れておけば、将来、マジおばあちゃんになったときに、普通に過ごせそうじゃない?

予習よ、予習、おばあちゃんの。

 

さて、出かけましょ。

美容院に行くときは、顔に貼り付ける「ひもなしの不織布マスク」の上にウレタンのマスクをしていくのがコロナになってからのお約束。

 

貼り付けマスクがはがれないように、朝から、顔になにもつけません。

乳液などを塗ってしまうと、貼り付けマスクがはがれちゃうのです。

もともと、顔に何も塗らないことが多いから、ちっとも気にはなりません。

これ、いつ開けたのかな、まだ使って大丈夫?なんていう化粧液、効果あるんでしょうか。なさそうだな~~~。

 

もう10年以上通っている美容室。

美容師さんが前のお店から独立するときに、ちゃんと案内葉書をいただいて、ずっと通っています。

前のお店もいい感じのところで、そこは若い人が独立していくのを邪魔しないお店らしく、

カットをしてくれながら、今度独立するんだけど、今、出店の場所考えていて、いくつか物件見てるんです、なんて話しても大丈夫なお店でした。

 

シャンプーからドライヤーまで、自分の責任で思うように一人でやりたいので、独立したいんだとか言ってたなあ。

 

そして、今のお店。

椅子が2脚、シャンプー台が2台。

一人で営業してるので、他のお客さんと重ならない、気楽な美容室です。

 

私の頭を触って、最初の一言。

「今日、頭、固いですね」

「え~。そんなのわかるの?背中から首が確かにこっているんだけど」

「わかりますよ。頭の皮、がちがちです」

美容師さんてすごい。

ちょこっと触るだけで、頭の凝りがわかるなんて。

そうです、頭を使いすぎて、こりこりなんです。

 

いつものカットをしてもらいました。

「2か月の伸びた分切ってください」いつもそれしかお願いしません。

髪を洗って適当に乾かしてもきちんとした形になるように切ってくれます。

ヘッドスパ、気持ちよかったです。

トリートメントもしてもらいました。

ぱさぱさ白髪は、絶対にだめだめですから。

山姥になっちゃうもん。

頭皮美容液も買ってきました。

ホントは、美容室で買うより楽天で買うほうが、ずっとお安いです。

だから、楽天でも購入。

美容室で買うのは、いつも気持ち良い時間を作ってくれるお礼のつもりです。

 

きれいに整えてもらい、いい気分でそのまま散歩に出かけました。

美容師さんって、すてきな職業だなあ、ストレートに人を幸せ気分にできるんだもん。

美容師さんは、私よりずっとお若いから、私が歩けるうちはずっと、ここでお世話してもらえそう。

雑談で、出張サービスも提案してきました。

今は、その気はなさそうでしたけどね。

 

さて、お散歩。

ちゃんと小さいリュックで来てるし。

帽子もマフラーも持ってきてるし。

どっちに歩き出そうかしら。

寒いので帽子をすぐにでもかぶりたいけど、

整えてもらった直後に帽子をかぶるのって失礼な気がして、

いつも、お店を離れてから帽子をかぶります。

近くのスーパーのトイレで、リュックから帽子を出して、出発準備OKです。

 

お散歩お散歩、運動不足を補いましょ、と意気揚々と裏道散歩に出かけました。

 

とことこ。

いつもと違う道を歩くと、ボケ防止になるんですよね。

あまり通ったことのない方へ、進みましょ。

 

裏路地の昔からあるちいさなお店。

お団子がお得意のお店。

ちらっと見ると、ハーフサイズの恵方巻が。

そうだった、節分だった。

スーパーやコンビニでも売っていると思うけど、

地元のお店に貢献しましょ、ということで、

ハーフサイズの恵方巻を買いました。

「お待たせしました。380円です」

「あの、400円って、書いてありますけど」

「ああ、そうだった、400円です、すみません」

「いいえ、お世話様、ありがとう」

仕方ないですよ、普段おいてないものね、恵方巻

 

といっても、恵方巻をいただく風習は、我が家にはないんですけどね。

あんなふっといものを大口開けて食べるなんて、よくわからない風習。

顎が外れていしまうわい。

企業の仕掛けか?なんて思ってしまっていますが、今年は、なんとなく購入。

多分、ちょこっと、気持ちが壊れたままなんです。

 

まだ、母がいなくなったということに慣れていない。

ああすればもっとよかったかも、こういう工夫もできたかもしれないな、なんてことが頭に浮かびますし、

街には母との日常散歩の思い出があふれていますしね。

 

 

とことこ。

あちこち、よそ見をして歩くと、ボケ防止になるんですよね。

看板とか道行く人とか見るのもいいし、

花の香とかを楽しめたらもっといいんですよね。

私、嗅覚だけは、まだ元気なんです。

 

次に目に入ったのが、大学芋屋さん。

おいしいんです、そこのお芋。

久しぶりだなあ、半年以上食べてない。

買いました。

小銭で支払ったほうがボケ防止になるんですよね。

一円単位まで、きっちり、出せました。

 

とことこ。

整形の先生に言われたように、少し早めに歩きましょ。

 

老舗の和菓子屋さん。

おいしいんですよ、ここの和菓子。

「豆大福ください」

「あ=、すみません、今日は売り切れてしまいました」

「はあ、残念。ちょっと考えさせてください」

「どうぞ、ごゆっくり」

目移りしながら、3種選んで、購入。

父の分、母の分、私の分。

食べるのは全部私。

外に出たら、お客様が、待っていました。

気が付かなかった。

お店の外で待ってらしたのね。

ああ、ゆっくり選んで悪かったなあ。

 

とことこ。

背筋を伸ばして歩くよう気を付けてね。

 

お、ドーナツ屋さん。

ここも、半年以上買い物してないぞ。

すいてるじゃん。

チョコのドーナツのコマーシャルしてたなあ。

2個買いました。

高いのね、このチョコのドーナツ。

半年に一回だから、いいかあ。

ぷち贅沢。

 

さて、牛乳とパンを買って帰らねば。

スーパーに入ると、誰かが私を呼んでいる。

「2割引き~~」って呼んでいる。

え。なぜ。まだ3時半だぞ。

こんなに早く2割引き??

どうしたのかしら。

タイムセールっていうヤツかしら。

買うでしょ。

もしかしたら、一人暮らしになってしまってから、はじめてかもしれない「お刺身」。

なんで、お刺身買わなかったんだろう、自分の気持ちがわからない。

お刺身の盛り合わせ、買いました。

今日は、私、どうしたんでしょね。

レジで、

「すみませ~~ん、カードをどこに合わせるかわかりませ~~ん」って言って、店員さんに助けてもらって会計。

恥ずかしいわ。

お刺身に浮かれて、バナナ買うの忘れちゃった。

 

 

家に戻って、すぐに靴底に除菌スプレー、コートを外に干してスプレー。

家に入って手を消毒し、手を洗い、着替える。

 

この一連のことをしないと、なんだかキモチワルイ。

 

コーヒーを淹れて、ドーナツをいただきました。

チョコドーナツ、おいしかったです。

 

ちらっと見れば、お仏壇に和菓子が。

 

ああ、ドーナツと和菓子。

私って、おばか。

どっちかにすればよかったね。

 

和菓子は、冷蔵庫に。

 

「明日もおいしいおやつがある」っていうのも、小さな幸せ。

 

お夕飯は、お吸い物とふっとい巻きずしと大学芋とおさしみ。

大学芋を全部食べてしまったので、

やっぱり胸焼け。いい年して加減というものを知らない食いしん坊です。

 

 

夜は、「宝船の絵」を枕の下に置いて寝ました。

 

夢。

 

何も見られませんでした。

なんだったんだ、あの宝船の絵。

 

この日の散歩は、8854歩でした。

 

60代には、ちょどよい歩数でした。

★★★★★★★ 

 

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