図書館から借りた本が渋滞してしまっていました。
この『流氷の果て』は、返却期限が本日。
内館さんの本を読み終わり、すぐにこちらの本を開きました。
北海道の流氷。
それだけで、なんだか気をひかれて予約した本でした。
大学卒業の年の2月、友人と流氷を観に行きました。
卒業したら、2月に長い休みなんか取れないよね、今行かないと一生見られないかも。
なんて二人で言い合って、行くことにしました。
学生で、お金がないので、泊まるのはユースホステル。
自由席の急行列車。
関東からの北海道までの急行は、長旅だった。
青函連絡船、眠れなかったなあ。
網走に行って、流氷はまだ来ないよって。
紋別に行っても、流氷に合えない。
そして、駅で見つけった情報で、根室に流氷来そうだぞって。
ユースを取り直して、根室に。
野付半島に流氷が来たらしい・・・。
ユースで見知らぬ男子学生に頼み込んでレンタカーに載せてもらってたどりついた野付半島。
やっと流氷に出会えました。
流氷に触って、流氷に乗って、歩いて。
流氷と聞くと、あの冬の旅がいつでも思い浮かんでしまう。
そんな下敷きがあって、手にとったこの本。
面白い。
とにかく先が気になってしまって。
夜中まで、眠くなるまで読んでしまいました。
夕飯を作る時間ももどかしく、適当なものをおなかに入れて、すぐまた本に戻って。
仕事から帰ってきた弟が、
「なんだ、ずいぶん静かだな」
と、読書に熱中している私を見て笑っていました。
その時間は、いつもは、テレビの音がしてますものね。
そして今朝読み終わりました。
読んでよかったと思える本でした。
書いてくださりありがとう一雫先生。
夕方、買い物がてら、図書館に返しに行こうと思います。
あと一冊、図書館本が、ここに待ってるの。
忙しいなあ~~~~。
秋のシャツも縫いたいのにな。
★★★★
お読みいただきありがとうございます。
お帰りに、応援のクリックをしていただけると、更新の励みになります。
※私のブログでは、いただいたブックマークコメントへの返信は、コメント欄に書き込んでいます。 お返事遅くなることも多いです、ごめんなさい。