ふと、年末整理中の本棚を見て考えた。
ポジティブという言葉が躍ってる。
そういえば、退職したてのころ、ポジティブ心理学なる講座に参加したのだった。
あのころは、退職した直後で、「よしこれから第二の人生よ」って乗りだった。
時間と健康がたっぷりある、地味で穏やかながら輝かしい退職後の人生。
定年になったら、ああしたい、こうしたい。
これもしよう、あそこにも行こう。
退職前の5年間くらいは、定年退職後の生活をあれこれ考えては
かったる~~い仕事への意欲付けとしていた。
「退職したらノート」まで、作っていた。
そこに、思いつくままに、やりたいことを書きだしていた。
そんな退職時の勢いで参加したポジティブ心理学講座。
おもしろかった。
学習する楽しさもあったし、内容の面白さもあった。
なんだ、私って、思っていたよりポジティブなんだな。
講座の中で行ったポジティブチェックをして、そう思った。
講座の先生のお勧めの本も、結構買ったり読んだりした。
すばらしい、ポジティブって。
ところが。
ポジティブじゃないと、いけないのか?
と最近考えるようになった。
ポジティブになろうなろうと思うことが、それに向かって努力することが、
人によっては、結局、ストレスになっちゃったりするのではないか。
私は、ほんとは、もともとポジティブなんじゃなくて、
仕事をしている間に、
そういうもうひとつの自分を作りあげちゃっていたのではないか。
なあんて、考えちゃった。
もしかしたら、仕事をしている自分と、退職した自分とは、違うんだぞって。
そりゃそうだ、落ち着いて考えれば、簡単にわかること。
世の中の、ポジティブブーム(があるかは知らない)に、知らない間に乗ってしまっていた自分。
そうよ、無理に、ポジティブになんなくっていいんだよ。
ポジティブ、いいことです、前向きだし、楽しいし、幸せだし。
でも、そうなることに無理があったら、結局ダメなんだよ。
退職し、仕事をやり終えた身としては、本来の自分に戻ればいいんじゃんっ!!
(仕事には充実感も達成感もあり、やり残し感はない。やめたことに後悔もない。)
だから、これからは、
何事も、無理しない。
できる範囲で、できることを。
のほほん、のほほんと。
ぼんやり、ふんわり、ゆる~~く。
落ち込みたいときは落ち込み、上向きたいときは上を向き。
「ねばならない」より、「やってみたい」。
〇〇もいいけど、××もいいね。の感じ。
自分は自分のキャパにあったことを。
ポジティブはいいことだけど、ポジティブばかりじゃなくていい。
頭の中の言葉を、文章にするのは、難しい。
日々の出来事を書くのは楽ちんだけど。
今日も、訳わからん文章になっちゃった。
でも、いいや、これが自分。
文章でお金もらってるわけじゃないしぃ~~~~。
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