母と、花を観に行きました。
昨日下見に行って、枝垂れ桜がきれいだったので、
今日、思い切って、母を散歩に誘いました。
「今年が桜を観る最後かねえ」
(ここ数年、いや、10年くらい前から言っている)
とか言いながら、がんばって歩いてくれました。
昨日見ておいた、2か所の枝垂桜。
1か所の、寒緋桜。
ハクモクレンのきれいなのも、2本、見つけておきました。
今日は、どの花を見ても、感激してくれました。
途中休むこともなく、杖を突きながら、とことこ歩いてくれました。
8000歩越えも、うれしかったようです。
母は、帰ってきて、ばてて、寝転がっていました。
でも、満足したようで、寝転がっても、うれしそうに花の話をしていました。
病院帰りの散歩だったので、私は、山ほど出された薬を一か月分持って、
雨が止んだので、傘を2本持って。
母の足元を気遣いながらの散歩。
帰ってきて、ものすごく、疲れてました。
夕方行った整骨院で、マッサージの時に寝てしまったくらい。
「今年も桜が観られてよかった」
そうだよなあ。
「今年が最後かもしれないね」
が、なまじ冗談に聞こえなくて、微かに寂しさを感じてしまいました。
「あと10年は、大丈夫」って今日医者に言われたのにね。
ソメイヨシノが咲いたら、今年の花見、第2弾、決行です。
今日、一番母がうれしそうな声を出したのは、
枝垂れ桜を観に行く途中の中学校の曲がり角を曲がったら、
桜の木の根元にちょろんと咲いている桜の花を見つけた時の、
「あ、咲いてる」
っていう言葉でした。
私も、うれしかったな、その声。
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