茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

雨に濡れてしまったはがき

今朝、郵便受けの新聞の下から、一枚のはがきが出てきた。

 

昨日の夕方郵便受けに入っていたのでしょう。

今朝、新聞をとるまで、気が付かなかった。

 

昨日は夕方から台風に備えて、

掃き出し窓の外に吊るしてあるすだれのようなものを取り込んだり、

植木鉢を移動したりしたので、

郵便受けを見るのを忘れてしまったのだった。

 

最近あまり見ない往復はがき。

 

大学の語学クラスの同窓会のお知らせだった。

 

そうよね、大方の人が今年70歳だもんね、区切りの年だものね。

 

大学の、語学のクラス。

寄せ集めのクラスなのに、面倒見のよい人が数人いて、クラスで行事を計画してくれていたクラスだった。

 

クラスコンパはもちろん、一度は夏のクラス旅行まで計画してくれたのだった。

どこに行ったか忘れちゃったけど、夜の宴会は大騒ぎだったのは覚えている。

どこかの高原だったと思う。

当時はやっていた、清里とか、そんな感じのところかもしれない。

 

退職年齢の、60歳のときにも、同窓会を開いてくれたような気がする。

50歳のときも、あったかも。

いや、もしかしたら、10年ごとに開いてくれていたのかも。

 

 

私は、同窓会、苦手。

 

クラスの中で浮いていたわけでもなく、まあ普通程度にいろいろ参加してはいたし、

苦手なものを教えてくれる人や試験のときに予想問題作ってくれたりする人もいたし、

いいクラスだったなあとは思う。

 

でも、なんだか、みんなで集まる気にはならない。

同じクラスだった友人とは、年賀状やメールで連絡とっていて、コロナ前にはたまに会っていたし。

クラスで会いたい人って、その友人くらいだし。

 

同窓会好きじゃない私は、ひねくれているのかな、と、こういう葉書を受け取るたびに思うんだけど、重い腰は上がらない。

幹事をしてくれる人には、申し訳ないけど、今回も、欠席。

 

 

そういえば、先日小学校の第2回クラス会も計画中って、人づてに聞いて、これまたびっくり。

聞いた途端、私は行かないから、どうでもいいや、とか思ってしまったのだけれど。

小学校卒業して、何年たつの?

もう、会ってもだれだかわかんないよね~~、見知らぬジジババととくに会いたいなあなんて私は思わないし。

第1回の「担任だった先生の退職を祝う会をかねて」、というクラス会には参加したけど。

それは、体の弱かった私にいろいろ配慮してくださり、体育は見学、人付き合いもへたくそで勉強しかできなかった私をほめてくださり「私は私でいいんだ」と思わせてくださった先生にお礼を言いたかっただけで、他の人に会いたいなんて思わなかったし。

そのクラス会のとき、すでに、だれがだれだかわからなかった。

お互いに、「私は誰でしょう・クイズ大会」状態だった。

12歳で解散したクラスの人たち、会ったってわからないのが当然かな。

先生はお元気だった。

小・中・高の担任の中で、いちばん励ましてくださった先生に、

ちゃんとお礼が言えたので、参加してよかったけど。

今回は、もう、いいや。

 

こうしてみると、私は、人付き合いが、ほんとうに苦手なんだなって思う。

大勢の中の自分、というのが苦手なんだろうね。

 

いつの時代も、友人は少なかったなあ。

 

でも、その少数の友人とは、けっこう長く友人でいられるから、ま、いっか。

 

中学の同級生、高校の同級生、大学の通学友達、大学のサークル友達、最初の職場の同僚、次の職場の同僚。

10人ちょっとだ。

ふたり、旅立ってしまった。

いまでもお付き合いのある人たち、大事にしたい。

 

雨に濡れてしまった、往復はがき。

返信用のほうが、ふにゃふにゃになっちゃっている。

 

幹事さん、ごめんなさい、欠席します。

波打っている欠席葉書、受け取ったら嫌な気分ですよね。

 

(あ、郵便屋さんを責めているのではないです、念のため。)

 

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