茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。定年退職したあと、少し体調不良が続いているけれど、自分のペースで生活したいと思っています。

その心配は誰のため?大人の友達関係とは。

 

今日は、ブラッククレヨンおばさんです。

罰当たりなことを書きそうです。    

(追記:16日にアップした記事の方が、多分、読みやすいです。下の記事です) 

tyanomadeosyaberi.hatenadiary.jp

 

 心配してくれているのは、わかるのです。私のことを気にかけてくれてとてもありがたいとほんとうにそう思っているのです。でも、心配されることが、ときに負担になることってないですか。私はひねくれているのでしょうか。

 私には、心配性の友人がいます。彼女はとても優しい人です。とても素直な人です。彼女からは「あなたのことを心配してますよ」っていう気持ちが強烈に伝わってくるのです。ほんとうに申し訳ないけれど、私はそこが苦手なのです。ああ、そんな顔しないで。ああ、そんな言い方しないで。心配されているのはわかるけど、今は、それに堪えられません。だってあなたに心配されたら、私は強がるしかないのだもの。そんな感じです。「だいじょうぶですか」って聞かれて、「だいじょうぶじゃない」って答えても、それで終わりなのですから。聞かれて正直にこちらの弱さを出して答えても結局なにも返ってこないなら、言わない方がいいと思うのです。彼女が本当に心配してくれているのがわかるから、心配性の彼女に、心配させたくないのです。彼女の心配を重く感じてしまうのです。だから、「だいじょうぶです」としか、彼女には答えられないのです。心が弱っているときに、「だいじょうぶです」しか答えられない相手に「だいじょうぶですか」って聞かれたくないと思ってしまうのです。強い私。くじけない私。頼れる私。前向きな私。判断して決めるのは私。仕事ができるのも私。主導権を握っているのは私。彼女が期待するそんな私を演じ続けるのはきついのです。いつでもこんな私でいられるわけがない、そんなに頼ってばかりはやめてほしい、私はあなたの保護者じゃないのです、と言えたらどんなに楽でしょう。

 そんなわけで、こちらが弱っているときに彼女に会うのは負担。素の自分になれなくてつらいから。いみじくも昔の知り合いが、彼女のことを、「心配性っていうか、結局心配するのが好きなんですよ。」と言ったことがあります。30年位前に聞いた言葉だけど、印象的な発言だったのでよく覚えています。その時は、この人はなんて言い方する人なんだろうって批判的にとらえていましたが、最近、その言葉はとても失礼だけど案外的を射ている部分もあるかもしれないなと思ったことがあります。

 仕事をやめてから、人との付き合い方もじっくり考えることができるようになりました。心配性の彼女は長年付き合っている大事な友人だけれど、こちらの気もちが下向きの時には少し距離を置くようにしたらいいのだろうとわかりました。それは、裏切りじゃあないと。後ろめたく感じなくていいと。付き合い方に無理があったら、もう友達関係は続かなくなってしまうだろうから。

 彼女以外にも数人の長い付き合いの友人がいて、彼女も含めてその友人たちを大事にしたいと思ってきました。一生付き合える本当の友だち関係とは、対等な立場の自立した関係だと思います。相手に対して、一方的に依存して頼りっきりにならないようにしたいと思ってきました。互いに、相手の「そうしたい自分」「そうありたい自分」を尊重できる関係でいたいと思います。うまく言えないけれど、相手の「そうありたいと思う部分」に、こちらの感情・事情を押し付けちゃいけないものだと思います。これからも、相手が困ったとき落ち込んでいるとき、気が付かなかったり無視したりするのでなく、手を貸すか静観するかのどちらかができる人でありたいと思います。長い付き合いの中には、黙って見ているのはつらいし声をかけて自分が楽になりたいと思ったこともあるけれど、そこは我慢できなくては大人の友情は成り立たないのではないかな。さりげなく、相手が負担に思わないような声掛けができるようになりたい。若いころ何かで読んだ言葉で、ずっと心に残っている言葉があります。細部まで正確には覚えていないけれど、それは「包帯を巻いてあげることができないのなら、他人の傷にふれてはならない」という言葉です。この言葉をこれからも大事にしていきたいと思います。自分の発した「だいじょうぶ?」は、自分が安心するための言葉なのか、相手を思っての言葉なのか、冷静に自問できる人になりたいなあと思います。そうした関係は、友人関係だけでなく家族間でも同じことですよね。家族だからって、甘えるだけではよくないですよね。

 

今日もおいでいただき、ありがとうございます

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