茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。定年退職したあと、少し体調不良が続いているけれど、自分のペースで生活したいと思っています。

スカーフの山~元のお値段がわかる私には、とても裁断できません~

親戚の家に遊びに行ってきた母。

みんな元気だったと、うれしそうでした。

 

しかし、その後。 

母が、またもやすまなそうに言い出しました。

「またそんなに貰ってきて、って怒ると思うけど」

と言いつつ、出して来たのは、スカーフでした。

どうやら、叔母が、終活を始めたのだそうです。

でも、その叔母は、母より10歳は若いはずなんだけどなあ。

母には、モノの整理をしよう、使わない衣類は処分しようという考えは、

全くありません。

 

以前、同じようにスカーフを貰ってきて、切って手芸に使うと言うのを聞いて、

そのスカーフを見たら、切り刻んでしまうのには、もったいないものだったので、

私が何枚か頂いたっけ。

 

今度も、見せてもらったら、数枚は、

切っちゃいかんだろう、スカーフがかわいそうでしょ。というものでした。

 

欲張らないよう、色が気に入った4枚だけもらいました。

 

くっきりした赤は、私には合わないし、

手持ちのに似ているのは、貰いませんでした。

 

後は、切って手芸に使うそうです。

元のお値段がわかる私には、とても裁断できませんです、はい。

 

もったいないけど、スカーフとして使わず死蔵しても仕方ないので、

好きなように切って使ってもらおうと思います。

 

私の中の、もったいないおばけ、今回は、出て行ってくださいな。

 

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やりがいのある背中★1分おしゃべり

 

「いやあ、やりがいのある背中ですね」

って、先生、それはないでしょう。

 

「はい、やりがいを与えられてよかったです」

って答えたけど。

 

インフルエンザから復活したと言うので、整骨院に行きました。

自分でインフルエンザにかかって「久しぶり状態」を作ったくせに、

私の固まった肩甲骨周りを触っての、冒頭の一言。

まったくもう、おちゃめな先生です。

予約をとりにいった時にお渡ししたおやつも一人で食べちゃったそうです。

そして、この寒いのに、やっぱり半袖やめてませんでした。

懲りない反省のないお方です。

腕はいいのにねえ。

 

「やりがいを感じたので、20分余計にやりませんか」

と言われ、たっぷりマッサージしていただきました。

予算オーバー。

 

定期的にメンテナンスしないと、がちごちになってしまうポンコツカラダ。

 

ストレッチとか、してるんだけどなあ。

やはり、運動不足かな。

今月は、10000歩越したの、2日しかないんですもの。

8000歩くらいは行くのですけれどね。

あと2000歩、この2000歩がねえ。

 

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読書記録 『 か「」く「」し「」ご「」と「 』 住野よる 著 

か「」く「」し「」ご「」と「

住野 よる 著

新潮社  

2017年3月発行 

を読みました。

 

いい年したおばさんが手に取るのがはばかられる表紙の絵。

イラストが、アニメ本のようだし。舞台は中学か高校でしょうし。

どう見たって若者がターゲットの本です。

 

では、どうして、読んだかというと、行きつけの美容院の美容師さんのお勧めです。

だが、30代男性のおすすめ本は、60代おばさんの読書の趣味に合うかといえば、

無理がある。

彼のお勧めでなければ、絶対読まなかった類の本です。

 

さて、どんなお話かしら、とページをめくる。

読み始める。

あら、ちょっと、わからない世界。

こんなピュアな時代のことは、きれいさっぱり忘れちゃっています。

高校生だったのは、今から、半世紀近く前なんだもの。

おまけに私、女子高育ち。

こんな時代は、通ってこなかったもの。

 

じゃ、これ、義理で読むのだから、ささっとね、流し読みでいくか。

 

そう思って読んでいたのだけれど、

時々、なんだか、素敵な言葉が目に飛び込んでくる。

世代を超えた感があるのは、どうしてかな。

作者の力量なんでしょうね。

気にいった描写がいくつもありました。

 

 

30ページ

  僕の体は血管にぬるま湯を流し込まれたような心地よさを味わった。

僕も案外、気持ちと体が直結しているタイプなのかもしれない。全身がむず痒くなってきた。それは、心配ごとが解けて体を流れていく感覚のような気がした。

 

54ページ

  分かる。憧れてしまうんだ。ぼくや宮里さんのように、色々なことに気を遣いながら生きていると、それらを全部ぶっとばす太陽と北風を全部混ぜ込んで、旅人の憂いや不安を力ずくでひっぺがすようなあのパワーに。

    私も、そんなパワーにあこがれる一人です。

 

136ページ

  人を傷つけ、気にしないでいられる人間なんているのだろうか。(中略)謝って、言い訳をして、彼女の傷ついた心が安らぐのだろうか。もし許してくれたとして、心が軽くなるのは私だけなのではないのか。

    謝るって、そう、自分のためのときがあるかも。

    許してもらうことが、目的になってしまっている謝罪。

 

148ページ

 ひょっとすると彼と私は、想像していたよりもずっと、似ているのかもしれない。だからきっと、心の内が分かるのだ。だからきっと、嫌いなのだ。

    自分を鏡にうつしたような人に出会うと、苦痛。

 

163ページ

 友達だと思ってる相手から過度に気を遣われることは、馬鹿にされることなんかよりずっときつかったりする。

    友達とは、対等な関係でなくちゃ居心地よくない。

 

 

あちこちの少年少女の言葉から、なるほど、そうなんだよ、うまいこと言うねえ、っていうところがあって、

とても楽しめた青春本でした。

美容師さんに感謝。

 

世代の違う人に勧められた本も、読むべし。 

 

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