編み物に夢中になっている私。
3歳児たらちゃん(仮名)が遊びに来ても、口だけの相手で、
スキンシップはせず、
せっせと編み物をしておりました。
たらちゃんは、私とおしゃべりしながら、お絵かきとか電車のおもちゃとかで
遊んでいたのですが、
やはり、口先だけの相手では、ご不満だったようで。
私は、段染めの毛糸(一本の糸に、いろいろな色がつなげて染めてある)を使って、
スヌードを編んでいました。
何を思ったのか、たらちゃんは、
「お手伝いするぅ~~」と言って、
毛糸玉の中心部から、するすると毛糸を引き出し始めたのです。
おいおい、そんなに出したら、編むのが間に合わないでしょ、こごっちゃうでしょ。
と思ったのですが、
相手をしてやってない引け目から、ちょっとくらいいいかと、見守っていたのです。
たらちゃんは、するすると毛糸を引っ張り出すのが気に入ってしまったようで、
「赤だ~~、青、また赤、みどり~~」と、次々に違う色があらわれるのが、
とっても楽しいご様子。
そうなんです、この毛糸、つぎつぎに色が出てくるので、編んでいて楽しいの。
だから、たらちゃんが、おもしろがるのもわかります。
ああ、でも。
3メートルくらい引き出された時点で、ストップしてもらうことにしました。
「たらちゃん、お手伝い、もういいから。いっぱいしてくれてありがと」
と、止めました。
「もっとする」とたらちゃん。
「もう、いいです」と私。
すると、たらちゃん、何を思ったか、
引き出した毛糸を、両手で、ぐちゃぐちゃっとまるめて、
「えい、えい」って、踏みつけるんですよ。
遊んでもらえないやつあたりを毛糸にしているのかも。
しかたなく、編み物はやめ。
いっぱい、逆さづり遊びをしてあげました。
ちびの遊び相手は、面倒。
かわいいから、しかたないけど。
そのうちに、くそばばあとか、言い始めるんだろうけど。
今は、まだ、かわいいからね。
遊んであげるよ。
将来、くそばばあと、最初に言った時点で、ぶっ飛ばすよ、私は。
覚悟しとき。
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