一度書いた記事、どこかに消えちゃいました。
それこそ、ミステリーだわ。
片桐酒店の副業
徳永 圭 著
角川文庫
平成28年5月25日 発行
酒屋の2代目の店主は、副業に、「なんでも運ぶ」という配達業をしています。
黒いスーツで、毎日働いている彼の元には、一風変わった届け物の依頼が来ます。
その、頼まれたお届け物が、一筋縄ではいかないモノ。
え~~、そんなもの、運ぶの?
え~~、そんなもの、届けられないでしょ?
なんて思うのですが、
彼は、それを誠実に、依頼者に頼まれたように届けます。
すったもんだして、ユーモラスで、ほろりとさせられて、びっくりして。
さまざまな種類の短編です。
主人公の過去も気になりながら読み進めました。
物を届けるということは、気もち・心を届けること。
この作者の本は初めて読みましたが、当たりでした。
読んだことのない作者の本は、新刊文庫より、ブックオフでお試し買いをします。
この本も、100均の中から、きれいな本だから、という理由で買ってきたのです。
そうしたら、おもしろかった。
読んでよかったです。
プロローグ
第1章 短期バイトの憂鬱
第2章 電車のような宇宙船のような何か
第3章 悪意
第4章 海と傷跡
第5章 朝の訪問者
エピローグ
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