「ねえ、これ、借りてかない?」
ボランティアサークルの先輩のお言葉。
「今日、電車できちゃってさあ。
今、〇〇さんから返されたんだけど、持って帰るのつらいんだ」
袋を覗くと、おもしろそうなシリーズ。
読みたい、読みたい。
でも、6冊も。
「返すのいつでもいい。
そのまま△△さんに渡しちゃってもいい」
期限がないなら、借りて帰ろう。
どうせ、暑いから、そんなに出かけないし、図書館に行くのさえ億劫だし。
借りて帰ることにしました。
借りた時は、うきうき。
ところが、持っていると、不思議なことにだんだん重くなる。
実際の重さは変わらないのにねえ。
夕飯のための買い物もして帰る予定だったんだあ。
間の悪いことに、牛乳と豆乳を買わなくちゃならない。
合わせて、2キロだあ。
帰り道、
ビッグショルダーに買い物したものを入れ、
手提げにサークルの道具を入れ、
もう一つの手提げに本6冊を入れ。
そして、日傘を差し。
どっこいしょ、よいこらしょ。
ゆらゆら揺れながら、
炎天下の照り返しのきつい道を、
おぼつかない足取りで歩く私。
本は、とても好きだけど、重さが半分になればもっとうれしい。
軽い紙の本、できないかなあ。
こんな思いをして借りてきた本。
楽しもうっと。
今、2冊目に突入です。
これから、母の医者にお付き合いしますが、
本を持って行きます。
べらぼうに待たされるもの。
でもさあ、単行本の持ち歩きは、重い。
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