先日、今年になってはじめてじっくり本屋さんに行けました。
私のワンダーランド、大型本屋さん。
新刊、お勧めの本、好きな作家さんの本。
絵本、特価本、趣味の雑誌。
そうしていつの間にか、時間が過ぎていく。
幸せな時間です。
本は、高くてなかなか買えないし、一度読んだ本の処分も手間なので、
もっぱら図書館で借りることの方が多いから、
本を買うという行為が、とても貴重で、うれしい時間なのです。
この日、選んだ本は、浅田次郎さんの文庫本、「神坐す山の物語」。
いにしえの神気を漂わせる山を舞台に描く「純然たる日本」の世界
という、帯に書かれた惹句に惹かれて、買いました。
さて、中身は
漢字が多い。熟語が多い。
私にとっては難しい漢字なのに、振り仮名なし。
教養のなさが、知識のなさが、悲しい‥‥‥
澄明、永訣、遍満‥‥‥なんて言葉が、つぎつぎに出てきました。
意味は前後の文脈からだいたい想像つくけれど、読み方がねえ。
嫌なんです、辞書引きながら読むの。
リズムよく読みたいから。
でも、知らん顔して読み進めるのも嫌で、結局読みを調べる。
ああ、この本を最後まで読むのは、根性がいるかも。
内容は、いい感じの世界観です。
まだ、2つ目の短編までしか読んでいないけれど、私の好きな世界です。
がんばって読むしかないです。己の勉強不足を軽く呪いながら。
いくつになっても、新しい知識を得るチャンスになるから、
そういう意味でも、読書っていいですね。
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