ずいぶん前に買ったこの本。
図書館から貸し出してもらった本が次々と手元にある状態になってしまって。
やっとそれらが読み終わり、
この本を手にすることができた。
小川糸 著。ツバキ文具店。幻冬舎。
もう広く知られている本で、今さらここに紹介するまでもないし、
先日知ったが、NHKのドラマも始まったらしい。
温かい気持ちになれる、よいお話だった。
特に、257ページ以降、心にしみてきた。
とても素敵なお話だった。
読み終わった本は、たいてい古本屋さん行きだが、
多分、この本は古本屋さんに売らないだろうなあ。
それぞれの手紙も、とてもよかった。
想いを文字に、文章にするって、すばらしいことだと思った。
でも、少し違和感を感じたことがある。
この本に出てくる、手紙。
活字ではなく、手書き文字が印刷されている。
文章はどれも素敵なのだけれど、
共感するのに邪魔な出来事があった。
私は、普通の文章は、段落で1マス下げて書く習慣がある。
学校でも職場でも、そう習った。
この本の中の手紙は、段落を変えても行頭から書いてある。
本文は、ちゃんと段落で1マス下げているのに。
手紙の時は、そうするものなのか。
最近は、そうなったのか。
よくわからないけど、
とても違和感を感じて、それらの手紙に集中できなかった。
なんだか、今書いているブログの書き方のようで、
手書きの手紙の書き方として、
すんなり受け入れられなかった。
トシのせいかな。
柔軟性がないんだな。
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