茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

反応があると 欲が出てしまうなんて、 だめじゃん

 

ここのところ、毎朝、メールチェックをしている。

誰か、「お気に入り」に加えてくれたかなあって。

手作りサイトで作品が「お気に入り」されると、そのお知らせが届くのだ。

昨晩は、二つ、「お気に入り」が増えた。

 

昨年末、手作りサイトでささやかな手作り品を販売し始めた。

最初はまったく反応がなかったのが、

1つ買っていただき、2つ買っていただき、

レヴューも書いていただき。

そんなのがうれしくなって、

暇人の証拠みたいな後ろめたさを感じていた手芸の趣味を

堂々と楽しめるようになった。

(いや、売れなくたって、趣味なんだから堂々と楽しめばいいのにね)

 

そして、作品が気に入ったら「お気に入り」というのをポチしてくれる人が出て。

最近、ほぼ毎日お一人くらいがポチしてくれる。

うれしいなあ、気に入ってくれる人がいるんだなあ。

私の趣味も、まんざらじゃないなあ。

そんなふうなささやかな喜びだったのに、

6つ売れて、「お気に入り」も増えてくると、

今日も「お気に入り」登録されたかな。

今日はどなたかお買い上げしてくれるかな。

そんなふうに欲が出て来てしまった。

そうすると、無反応に、じれてしまう。

アクションが何も起こっていないと、がっかりしてしまう。

やっぱり、売れたのはビギナーズラックで、もう売れないんじゃないかと思ってしまう。

 

あ~~らら。

趣味を楽しむ手段のものが、マイナス感情発生の元に変化しつつある。

困ったもんだ。

これだから俗物は困る。

 

初心に返ってのんびりのんびり楽しもう。

仕事じゃないの、趣味なのよ。

わかってる?自分。

 

こんなところでも、強烈な負けず嫌いの性格が、見事に邪魔をする。

 

長生きできないなぁ、これじゃ。

 

母に言われた。

「クレヨンは、平常心って、あるの?」

さすが、母親、わかってる。

 

 

あるさあ、たまぁにね。

 

 

たまになら、平常心じゃないか。

 

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読書記録 「がん消滅の罠  完全完解の謎」 岩木 一麻 著  宝島社文庫

がん消滅の罠  完全完解の謎

岩木 一麻 著  

宝島社文庫

2018年1月発行

 

よくある医療ミステリーかと思って読んだのだけれど、

読後感は、あまり快適ではなかったです。

スッキリ感は、ありませんでした。

でも、私の趣味には合わなかっただけで、よくできた小説だと思います。

人間の命を何かの手段に使うというところが、

拒絶反応とまではいかないけれど、

今の自分にはすんなり受け入れられなかったのでした。

それなのに、最後まで読んだのは、やはりこの小説の力だと思います。

もっと気持ちが強いときに読めばよかったなあ。

 

読書は、タイミングも大事。

本も出会いですな~~~。

 

 

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ルノワールの「可愛いイレーヌ」は ほんとうに、可愛かった。

至上の印象派

ビュールレ・コレクション

 

観に行ってきました。

 

新国立美術館

東京都六本木にあります。

 

はじめて行きました、この美術館。

 

広くて、解放感があって、素敵な美術館でした。

地下鉄を使って行くと、入り口に直結。

便利なところです。

私は、地下鉄の乗り継ぎがよくわからなくて、迷いそうでしたけどね。

 

一番見たかったのは、リーフレットにも「絵画史上、最強の美少女(センターのルビ)」と書かれている、

ルノワールの「可愛いイレーヌ」

 

ほんとうに、見とれてしまいました。

いいなあ、この絵。

飽きないなあ、ずっと見ていても。

 

それほど混んでいなかったので、

この絵の、真正面に立ち止まって、しばらく眺めることができました。

もう、それだけで、この展覧会に行ったかいがありました。

 

いつもの通り、素人の素朴な感想を言いながらの鑑賞。

「これ、手抜きみたい」

「これは、キモチワルイ。なんで、こんなの描くんだろう」

「もしかしたら、下手なのでは」

なあんて、知性のない発言もしてしまいましたが、

純粋に、引き付けられた絵も、いくつもありました。

モネの睡蓮の池や、モネの庭。

マネのお庭の絵。

やっぱり、きれいでした。

じっくり見られて、よい時間を過ごせました。

 

最後に、写真OKのところがあって、撮ってきました。

真正面からは、人がいて、無理だったので、部分を撮ってきました。

これです。

 

f:id:kureyonnobasann:20180315230735j:plain

 

 

たくさんの人が、この絵の写真を撮ろうとしているのに、

その絵の前に立って、ピースして、知らない人に撮影を頼んでいるお方がいて、

う~~む、なるほど。

あのずうずうしさは、私には、ない。

いやいや、あの方は、ずうずうしいのではなくて、無邪気なんだわ。

と一人納得して、隅っこの写真を撮ってきました。

 

ついでに楽しみたかったのが、近くにある毛利庭園。

カメラをわざわざ持って行ったのも、毛利庭園の写真を撮りたかったから。

 

でも、毛利庭園について、その、ちっこさに、びっくり。

勝手に、ネットで読んだ紹介文で妄想を膨らませていた私。

もっと、ずっと、ひろぉい庭園かと思っていたら、一目で端から端まで見渡せてしまった。

そうかあ、もっとちゃんと調べて行けばがっかりしなくてすんだのにねえ。

 

そして、六本木で、ランチ。

田舎者二人は、迷子になりました。

ビルの中は、ちょうどランチタイムで、働いている人たちでいっぱいでした。

並んで待つのは、嫌い。

二人して、話のたねに、「桜坂」見てから、駅に帰ろうと決めました。

桜坂、桜が咲けば、すてきだろうな、という坂。

今は、ただの、坂。

ランチは、駅に近いところで、ワインがおいしいって書いてあるところに入りました。

おいしくいただけました。(ワインは、なしです)

パンは、おかわり自由。

いろいろな味のパンを楽しめました。

 

早めに帰ってきました。

都会は、疲れます、田舎者にとっては。

 

行きは、無事に着くか気もそぞろだったので、

電車の中で文庫本に集中できなかったけれど、

帰りは、気楽に帰ってこられました。

 

たかが、六本木に行くだけで、私にとっては、小さな冒険でした。

でも、行き方がわかったので、新国立美術館も、自分の守備範囲に入れようと思いました。

5月の、ルーブル美術館展、行くことにしました。

さっそく、前売り券、買いました。

楽しみ。

 

 

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