茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

◆「すてきにハンドメイド」を見て、羽織物を作りました。

薄い綿麻の布。

儚げな風合いが素敵です。

どんな色のインナーにも合います。

織り模様が入っていて、涼しげです。

この布で、羽織物を作ることにしました。

羽織物を作るのなんて、初チャレンジです。

無謀だけど、チャレンジしてみたいと思いました。

時間があるって、いいですね。

 

テキストは、NHKのすてきにハンドメイドの3月号です。

 

直線裁ちの春コート、という簡単なコートの作り方がお手本です。

 

本に紹介されているコートは、しっかりした布地を使っています。

私は、今、暑い日差しをよけたいための

ふんわりした風の通る羽織物が欲しかったので、

今回、薄い薄い生地で作ることにしました。

 

 

まず、失敗のその1は、なんと布が足りなかったこと。

布幅が、思ったより短くて、結局 用尺足りませんでした。

しかたがないので、袖の幅と長さがテキストより短くなってしまいました。

でも、私は手が長くないので、出来上がりは、ちょうどよかったです。

ポケットの分は、布がなかったので、なし。

ポケットはアクセントになるので、あったほうがよいと思うのですが、

布が足りません。

つぎはぎじゃいやなので、ポケットは、なし。

布を買う時は、幅を確かめてから、買いましょうというのが、今回の反省。

あまりにも初歩的なミス。

いかにも、私らしいです。

 

このコートの作り方は、なんと布に直接、長方形を描くことからスタートです。

見頃も袖も、長方形。

こんなんで、ホントに着られるものができるのかなとふと思いましたが、

本に書いてあるとおりにするしか方法はない。

長方形、5枚が、できました。

左右の前身頃、後ろ身頃、左右の袖。以上です。

 

直線で、じょきじょき行けるので、簡単です。

ミシンも、ダダダ~~~っとかけられます。

時間がかからないのも、私には向いています。

 

しかし、油断したところに落とし穴。

第二の失敗が待っていました。

調子に乗って、すいすい縫っていて、袖付けの様子を見ようと羽織ってみたら、

あらあ~~~

片方の袖は、裏返しについちゃってます。

まったくもう。

表と裏がなかなか見分けのつかない布だから、こういうことになっちゃう。

いや、布のせいではなくて、私のせいだけど。

見分けがつかないのならそのままでいいかとも思いましたが、

袖口の始末をしてしまっているので、そういう訳にもいかない。

 

間違って縫い付けた袖の縫い目をほどくのが、大変でした。

縫い付けて、端ミシンまでかけちゃってたから。

糸の色が布とジャストなので、ほどくのに、糸がよく見えず、

ほんとにたいへんでした。

 

この羽織物作るのに、一番大変だったのが、この縫い目ほどきです。

情けなや~~~~~~。

 

私らしいお裁縫です。

簡単な作図。

まっすぐ縫い。

ポケットなし。

裏地なんか、もちろんなし。

そして、布不足。

袖の裏表反対事件。

 

でも、出来上がったものは、この季節の軽い羽織物として、活躍しそうです。

 

日差しは防ぐし、たためば嵩張らないし、洗ってもすぐに乾くし。

 

昨日、出来上がって洗って、エアコンの風に当たるところに干しておいたら、

あっという間に乾くきました。

今朝もふわふわと、掃き出し窓からの風に揺れています。

 

いっぱい着ようっと。

 

秋になったら、厚手の布でも縫ってみたいなあ。 

 

今日は、これを着て、学習会に行きます。

暑いから行きたくないけど、

先日、納得できなくて自分の意見を言い募ってしまって気まずさが残っているけど、

新しいそれも自作の服を着ていくことが、背中を押してくれそうです。

 

単純だなあ、私。

 

この羽織物、

私にしては、上出来の作品です。

よくやった、私!!

 

「すてきにハンドメイド」にも感謝。

 

自己満足の典型です。

ま、いっか。こんな私ですから。

 

参考までに、製作費は、掘り出し物のラッキー価格のバーゲン布で、780円です。

 

 

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読書記録「あしたの君へ」柚月裕子

あしたの君へ

柚月裕子 著

文藝春秋

 

家庭調査官の補佐、かんぽちゃんこと、望月大地が主人公。

家裁に来る相談者たちのさまざまな相談の裏にある、真実。

表面だけでは人は理解できない。

表に出そうとしない、出せない真実を見つけて、相談者たちの未来へと道を続けてゆく仕事。

 

窃盗犯の少女、ストーカー犯の少年、離婚を望む妻たちの秘密真相を、彼らの未来のために悩みながらよりそってゆくかんぽちゃん。

 

人の事情の裏には、想像できないことがいっぱいあるんだな、

表面だけで人を理解したつもりになってはいけないな。

あたりまえのことだけど、あらためて、そう思わされました。

 

人と付き合う時、

表面上の笑顔だけで判断してはいけないかもしれない。

でも、深く詮索すべきじゃない。

 

距離感が難しいね、人と人って。

 

 

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明日〇〇したい、明日〇〇しなくっちゃ。リタイアアラカンに必要なこと。

おはようございます。

今朝も掃き出し窓からの風が気持ちよいです。

こんなさわやかな朝が、暑い暑い昼間のスタートとは思えません。

聞こえてくる小鳥の声は、ちょっとがらがら声にちかく、

さわやかさに水を差しますが、

それは勝手にこちらが思ってしまうだけのことで、小鳥に罪はありません。

昨夜干した洗濯物もほぼ乾いています。

朝、忙しくないのは、ありがたいことです。

窓辺には、昨日仕上がった白いシャツブラウスが干してあります。

簡単ソーイングでしたが、着られる服が縫えました。

勝手に、ご満悦。

 

明日〇〇したい・明日〇〇しなくっちゃ。

こう思えることがあるのは、リタイアアラカンには大切なことだと思います。

 

できたら、明日〇〇したい、の方が理想的。

でも、〇〇しなくっちゃ、もないといけません。

そして、たまには、今日は何をしようかな~~~という日も必要です。

 

毎日にように決まった時間に仕事に行っていたころと違うので、

明日の自分との約束があった方が、断然いい。

朝起きて、よし、今日は〇〇するぞ、〇〇ができるぞ、って思えるのがいい。

 

夜、寝るときに、明日〇〇したいなあ、と思えるときは、調子が良いとき。

誰に必要とされていなくても、自分に必要とされている自分がそこにいます。

自分のための自分の時間。

明日の自分との約束。

 

明日〇〇したいなあ、と明日を思って布団に入ることは、

精神衛生上、とてもいいことだと実感しています。

 

こういう一日一日を積み重ねていく毎日。

 

それが、ていねいな暮らしかなあ。

それが、地に足がついた暮らしかなあ。

それが、自分らしい生き方かなあ。

それが、生きているってことかなあ。

 

ちょっと大げさでしょうか。

 

そういえば、仕事で忙しくてもまだ余裕があった頃は、

明日はちょっと遠回りだけど桜の咲くあちらの道を通って駅に行こうとか

明日は〇〇を新しくおろして出かけようとか、

明日は電車でこの文庫本を読もうとか、

ささやかな「明日の楽しみ」を見つけていたような気がします。

退職間際の2,3年は、心身共に疲弊して、そういうこと、できませんでした。

 

今は、余裕で、

明日〇〇したい・明日〇〇しなくっちゃ。って思える環境に恵まれています。

それを生かさなくちゃね。

 

 

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