先日読んだ本に出てきた言葉です。
その本は、どうにか最後まで読んだけれど、好きになれない本でした。
出てくる人の、どの人にも、嫌あな感じ、って思ってしまう一面があって。
こんなに、好きになれない人だらけの本も珍しいなと思ったけど、
最後の最後に、やっぱりいいとこあったじゃん、ってなるかと思って最後まで読んで、
結果、
惨憺たる読後感。
読まなきゃよかったと思ったのでした。
それでも、
この「近親憎悪」ってところでは、
気付かされたことがあったのでした。
そうか、近親憎悪かあ。
だから、私は、Aさんが苦手なんだなあって。
彼女の
自分からは何もアクションを起こさない、
黙って待っているだけ、
自分で判断しない、
自分の思いを言わない、
そして、べったりと寄りかかって来る。
そういうところが、苦手なんだけど、
それは、全部、本来の私と同じなんだなあ、って。
同じだから、見えすぎて、いらっときて、苦手なんだなあって。
私は、本来の私は、「待ち人間」で、でも、そういう自分が嫌だから、
そんなことしてたら、
仕事にもならんし
人とのつながりも作れないし、
人生楽しめないし、
って思うから、それなりに頑張っているわけで。
でも、彼女を見ると、本来の自分を、努力をしない自分を見ているように感じるから、苦手なんだなあって。
こちらが超元気な時は、まるっと受け入れられるからいいけど、
そんなにいつも超元気でいられるわけがないから、彼女のことを鬱陶しいなって思ってしまうんだなあって、わかったのです。
まあ、それだけのことなんだけど。
彼女に対してのもやもやっとした気持ちや、
彼女に優しくできない自分を責めてる部分もあったから、
自分が彼女に対して持っている苦手感の理由がわかったことは、
ちょっと、
まあ、
ありがたいというか、
救われたというか。
そんなことを思わせてくれた本でした。
気にくわない本からも、学ぶことは、ありました。
朝から、何書いてんだろ私。
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