茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

パジャマを買ったの。

 

 基本、パジャマを着て寝ている。

 

夏の暑い日は、パジャマのズボンに半そでTシャツで寝てしまうことも多い。

風呂上がりのその時、かゆくなりそうな気配を感じたら、裏返しにして。

裏返すのは、嫌なんだけど、かゆかゆ攻撃には抵抗できないので。

で、かゆかゆか、裏返しかの選択は、どっちをとってもプチストレス。

 

この頃は涼しくなってきたので、半そでTシャツは出番がなくなり、普通の長袖パジャマになった。

 

そのパジャマ。

 

そこそこ普通のお値段のパジャマ。

4000円前後。ガーゼ地が好き。

着心地を考えての、脇縫いなし。

オーガニックコットンとか書いてある。

オーガニックコットンと普通のコットンとの着心地の違いは、私にはわかりませんけど。

 

今まで、とても気分よく着ていた。

ショップのレヴューも、素晴らしい評価だし、いいパジャマなんだと思う。

 

でも最近、このパジャマでかゆくなる。

 

なぜだあ。

 

そうよねえ。

破けないから捨て時がわからない。

だから、生地が固めになってきてしまってたのですよね。

けちだからさ、なかなか捨てられないんです。

破けてないものを捨てるなんて‥‥‥。

しかし、そんなこと言ってる場合じゃない。

毎晩、かゆかゆを心配しなきゃいけない面倒なお肌。

トシとったんだから、仕方ない。

これから、乾燥してもっとかゆくなる時期。

 

パジャマを新調することにした。

 

さて、今までのと同じパジャマを買おうか。

 

でも、ちょっと、パジャマ屋さんで、見てみよう。

下着や寝巻の専門店。

 

いろいろな生地のパジャマ。

シルクのもあるし。

でも、シルクは、私の趣味じゃあないな。

好きなのは、ダブルガーゼ。

ダブルガーゼのも、いろいろなデザインがある。

なんとかというブランド物もいくつもある。

おしゃれだ。

でもでも、一番大事なのは、かゆかゆにならない縫い方。

これを、選定基準にする。

デザインがしゃれていて「お値段がお高くても、縫い目は普通」のが多い。

せっかく、お寝間着専門店に来たのにね。普通の縫い目なら、今までのでOKだし。

お肌に優しいのってないのかなあ。

と、店員さんにご相談。

 

そうしたら、

あった、あった。

ありました。

デザインは、なんの変哲もない普通のパジャマ。

それなのに、このお値段の訳は??

そう、かゆくなりにくいパジャマ。

縫い目が表に出ていない。

巻きふせ縫いのパジャマ。

ガーゼ地のは、柄の種類がほんとうに少なかったけれど、柄より着心地。

 

今までのパジャマの2.5倍のお値段。

 

ちょこっと考えたけど、えい、買っちゃおう。

 

だってさあ、これから、寝ている時間のほうが増えるかもしれないし。

トシだから、若い頃より上質の睡眠とらなくちゃいけないし。

というわけで、買った。

自分の分だけ。

 

使ってみました。

お値段だけのことはあるのでした。

着心地よかった。

気のせいかよく眠れた。

サイズもちょうど、あっていたようだし。

ストレスなしだった~~~~。

 

 

年をとったら、こういうところにお金を使うのがいいのかもしれん、と思ったのでした。

汗をかいても、吸い取りはよいし、縫い目がフラットなので、かゆかゆにならないし。

 

今、2枚目を買おうと、財布と相談している。

いいかあ、このくらいの出費は。

夏、旅行に行けなかったもん、その分いつもの夏より出費は少なかったし。

毎日8時間も着ているものだし。

 

あと、一日二日考えようっと。

 

ところで、昔は丈夫だったわたくしのお肌。

どんどんヤワになってくる。

年取ってくるとそうなるの、仕方ないでしょ、

と言う声が聞こえる。

しかし、私は、その声が聞こえないふりをしている。

 

年取ったから、「かゆかゆおばばお肌」になったのではなくて、

「元々のお嬢様の柔肌」に戻ったんだ、って言い張ることにしている。

お嬢様だから、上質の布しか受け付けないのよ~~~、刺激に弱いのよ~~って。

 

へへ、明るい悪あがき。

 

たかが、パジャマを買っただけのことをこんなに長々とおしゃべりしてしまった。

長文の駄文にお付き合いくださったあなた、きっと、今日、いいことありますよ。

 

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4足す4の謎

 

 ひさしぶりになっちゃいました。

 

今日、1000円ランチのお店に行きました。

 

パスタとサラダとちっちゃいドルチェとコーヒー。

 

驚いたことに、すべて、おいしい。

 

1000円でいいんですか?と尋ねたいくらい。

 

ゆっくり食事して、おいしいコーヒーを楽しんで。

 

さて、帰りましょうかねえ。

 

会計に行く。

 

あらら、細かいのがない。ということで、一万円札を出しました。

 

会計の彼は、金庫から、千円札を出しました。

 

そして、私に向かって、お札を並べて、

 

「まず、4000円。こちら4000円。合わせて8000円のお釣りです。お確かめください」

 

私は、一瞬、何を言われたのかわからなかった。

 

え~~と、4足す4で8だから、8千円、あってる。

あってるけど、何かおかしい。

一瞬でお釣りの8000円を、はい、合ってますって答えられなかった。

 

ああ、私、こんな簡単な足し算も、一瞬考えるようになっちゃったのか。

 

とても寂しい気持ちで、お釣りを受け取った。

 

 

しかし、

 

しかし、

 

この場合、普通は、「5000円と3000円で、8000円、というんじゃないかしら」と気が付いた。

 

どうして、彼は、4足す4にしたんでしょう。

5足す3じゃなかったんでしょう。

 

「5の塊」で数を考える癖になっているわが頭固いのかしら。

 

そうなのかなあ。

 

この人、いつも、こういう会計するんだろうか。

 

 

もう一度来て、また一万円札で支払ってみたいぞ、って思ったのでした。

おいしいからまた来よう、という気持ちもあるけれど、それを上回った、今度も4足す4の謎のお釣りの数え方かどうか、確かめたい気持ち。

 

推理小説が好きなわたくしは、これをネタに、何か身の回りの小ネタ推理短編が、できたらおもしろいのになあ、なんて、今、思ったのでした。

 

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「あなたの不幸は密の味」 辻村深月 小池真理子 沼田まほかる 新津きよみ 乃南アサ 宮部みゆき 著  PHP文芸文庫

イヤミス傑作選「あなたの不幸は密の味」 辻村深月 小池真理子 沼田まほかる 新津きよみ 乃南アサ 宮部みゆき 著  PHP文芸文庫

 

今日は一日、病院の待合室にいた。

 

朝9時から夕方4時まで。

 

母の、検査の付き添いというかおまけというか。

 

待合室読書にもっていったのが先日買ったこの文庫。

 

読み始めて、しまった、と思った。

 

あら、このお話、読んだことがある。

 

え~~、またやったか、私。

 

同じ本を2回買っちゃうってこと。

 

いやでも、これは、出たばかりの文庫だよ、2回目のはずはない。

 

よくよく見たら、以前出された本からのアンソロジーであった。

 

よかった、読んだことあるのは、一つ目の短編だけだった。

 

 

 いや、なんとなく、5つ目も読んだことがあったかも。

 

でもまあ、どのお話も、嫌な後味を楽しめた本だった。

 

「嫌な後味」すなわち、「イヤミス」なんだそうで、そんな言葉は知らなかった。

 

本の帯には、「ぞわりとする でも読まずにはいられない。 人気の女性ミステリー作家、豪華共演!衝撃の結末が待つ短編集」

 

はい、帯に書いてあったこれらの言葉で、この本を買って来たのでした。

 

編者の 細谷正充さんの狙い通り、いやあな感じを楽しめたので、よい本でした。

 

母「付き添わせて悪いねえ。待つのもたいへんでしょ」

私「大丈夫、本と毛糸持ってきたから、いつまでも待てる。本好きに育てたお母さんの勝利」

母「なるほど」

 

 

でも、ほんとは、気疲れしたよ~~。

心配だったよ~~~。

 

 

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