昨夜は、本を読んでいて夜更かしをしてしまった。
頭が重くなってきた。
そうだ、寝る前に血圧測らなくちゃ。
測ったら、高い。
最近は、薬のおかげで普通の範囲の血圧だったのに。
高いぞ。
もう一回。
あ、さっきより、高い。
もう一回。
またまた上がってる。
また測る。
上がってる。
測る、上がってる、測る、上がる………
負の連鎖に突入。
測るたびに上がる。
怖い。
怖いぞ。
どこまで上がるんだ。
薬、もう一個、飲んじゃおうか。
いや、下がりすぎたらこれもまた怖いぞ。
どうする。
以前、救急車を呼んでしまった夜がよみがえる。
あの時は、だんだん血圧が高くなって、カラダががたがたふるえていた。
今日はだいじょうぶか?
だんだん、上がって、あの時のようになったら、どうしよう。
あのときも、病院に行ったらだんだん血圧下がっていて。
お騒がせしてすみません、みたいになっちゃった。
心配になったら、呼んでいいんだよ、と
お医者さんも看護師さんも言ってくれたけど。
迷惑だったろなあ、今回、ああなっても、呼べないなあ。
なんてあれこれ考えて、ますます目は冴え、頭は重くなり‥‥‥。
とうとうスマホで「高血圧」について調べ始めてしまった。
そんなことしたら、ますます、上がるに決まってる。
だれか止めて。不安を止めて。
小一時間、一人で焦りまくっていた。
そんななかで、こんな記述にであった。
「‥‥不安が増大して、高血圧によるパニックにはまり、血圧は測るたびに上昇し‥‥‥」みたいなことが書いてあった。
そうなんだよ、今、まさにそうなんだよう。
その記事の終わりに、
「‥‥必ず良くなります。繊細で傷つきやすく、悩みやすい、優しい人に起こる傾向があります。女性に多いでしょう」
この記事を読んで、もう、測るのやめた。
そうか治るか。
(少し、安心する)
そうか、私は、繊細で、傷つきやすく、優しいのか。
(ここで、なんか、うれしくなる。)
(単純である)
少し落ち着き、血圧計をしまい,
布団に入り、電気を消す。
2時を過ぎていた。
眠ったらしい。
6時半に起きて、茶の間の雨戸を開け、
もう一回、寝た。
家族のごみ出しの音や、洗濯機の音、出勤の音などが聞こえてきたが、
布団の中で、うつらうつら。
布団を出たのは、10時であった。
超、怠け者。
血圧は、110台に落ち着いていた。
今日は、夜更かし、厳禁。
ちゃんと、寝る。
お騒がせしました。
(静かに騒いでいたのは、自分だけだけど)
♪♪ 「金曜日のジャズ・バラッドはエクスタシー」を聴きながら。♪♪
★★今日もおいでいただき、ありがとうございます★★
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