母が買い物に行った。
毎日のことだ。
今日も一人で行くと言うので、行ってもらった。
お風呂の洗剤2種類と、柔軟剤を頼んだ。
メモもして行った。
帰って来た。
様子がおかしい。
「どれだかわかんなくなっちゃった」
と、寂しげ。
頼んだものが見つからなかったのが
気落ちの元。
柔軟剤を2種類買ってきた。
お風呂の洗剤は、見つけられなかったとのこと。
家にあるのは、容器に入っていて、
買ってくるのは詰め替え用だから、
見た目が違う。
売り場も広いので、
見つけられなかったようだ。
これでも、大丈夫だよ。
お風呂のは、この前一緒に行った時も、わかりにくいところに置いてあったもんね。
今度、私が一緒に行くから。
(ワタシ一人で行ってもよいのだが、本人が行きたがる)
そんな風に話したが、
母は、目当てのものが、買ってこられなかったので大分落ち込んでいた。
大丈夫かなあ、母さん。
そう思って出かけて、心配しながら帰ってきた私。
母は、見た目は立ち直っていた。
洗濯物をしまい、
布団をしまい、
お風呂に水を入れ準備をし、
夕食の下ごしらえもしていた。
いつもの母に、戻っていた。
気を付けよう。
こういうことが度重なると、
どんどん、自分がダメになったって思ってしまう。
ささやかな失敗は、なかったことにする。
かける言葉に注意注意。
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