日生劇場でシラノ・ド・ベルジュラックを観てきました。
シラノ 吉田鋼太郎
クリスチャン 大野拓朗
舞台の向かって右手で、ずうっとピアノを弾いている「楽士」さんに、何度も目が言ってしまった。
すごいなあ、あの人。
要じゃないの、この劇の。
背中を見ているだけだったけど、存在感半端なかったです。
吉田鋼太郎さんのシラノ。
さすがです。
違和感なく、物語の世界に引き込んでくれました。
始まって最初の数分は、セリフは早く感じられて、
聞き取れないセリフがありました。
ああ、年のせいなのね。
もっと全体的に、ほんのちょっと、ゆっくり話してくれないかしら。
一度に数名が話すのは、私には、聴き分けられないし。
そんなふうに思っていたのに、
だんだんと、セリフが分かって来るから、不思議でした。
美しくもなく、詩にもそんなに興味のない私は、ロクサーヌには、まったく感情移入できなかった。
自分の思いを、飾った言葉にできないクリスチャンの気もちの方が、分かったような気がします。
クリスチャン、がんばれよ~~。
クリスチャン、それは、つらいよねえ。
クリスチャン、男らしいぞ、ホントだぞ。
結局はイケメン好きなんだ私も。
シラノ、ごめんね。
十二分に楽しめた、素敵な舞台でした。
近代美術館、江戸城跡の散歩、シラノ・ド・ベルジュラックを観劇。
話は逸れますが、
これだけ、がんばって、気分悪くならなかったです。
めでたしめでたし。
去年より、元気になってます。
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