あったかいお話が気に入っている森沢明夫さんの本。
あったかい気持ちになりたいときに、手に取る作家さんの本。
今回も、読後にあったかい気持ちになりました。
なんだか、いろいろと、小さな気鬱なことが折り重なって、
おしゃれする気分にもならず、
積極的に人に会う気にもならず、
のここひと月でした。
少しは、自分の心の手当てをしなくちゃ、
うつうつの低空飛行に陥ってしまいそうで、
森沢さんの本を読みました。
まず、本を読もうっていう気になった時点で、すこうし上向きにはなっているんだとは思いましたが。
こちらの本を読んで、
よし、ちょっと、自分を変えましょうかねえ、
なんて思って。
森沢さんの本の力は、すばらしい。
少なくとも、私には、効く。
ありがたい作家さんです。
今回も、手帳のメモ欄に書き出した言葉がいくつかありました。
手帳にペンで丁寧に書いて、色鉛筆で回りに模様を描いて。
大切にしたい言葉シリーズがまたひとつ増えました。
さて、話は変わります。
そのあと、友人と会う機会がありました。
友人なのかどうかもよくわからないけれど、
長い付き合いではある人たち。
気を遣う人たち。
イラっとすることがままある人たち。
でも、心穏やかに一緒の時が過ごせればいいなと、出かけました。
失敗だった。
待ち合わせの時間に、微妙に遅れてくるのが嫌。
駅について、トイレに行くかもと思うから、わたしは、最低10分は前に駅に着くように電車を選ぶ。
Aさんは、その計算をせずに、ぎりぎりにつく電車に乗ってきて、
「トイレに行ったら、遅れちゃった、ごめんね」とぼそぼそ言う。
もう、スタートから、イラってする。
Bさんは、いったん改札から、ごめんの合図をしてそれからトイレに出かける。
結局、AもBも、5分遅れね。
不機嫌を吹き飛ばして、お散歩スタート。
でも、なんだか、だめな日だった。
驚いたことに、
帰りの電車で、顔以外のほぼ全身にじんましんが!!!
私は自分が気の毒になった。
こんなにストレスたまったんだあ、たったの一日で。
「今度は、アジサイ見に行こうね」と笑顔で言う二人に、
私からは連絡しない、と決めたのでした。
そして、いま、ここで、友人の悪口という毒を書いている自分が、とっても嫌いです。
人間関係がうまくいってないのは、お互いに責任があるのに、友人のせいにしてるし。友人たちだって、少々私が不機嫌なのを察してくれてたかもしれないのに。
自己中の自分を今見つけて、さらに、自分を嫌いになったのです。
大好きなニチテンでも、気分転換気持ち回復できなさそう。
もう一度、森沢さんの本を読もうかなあ。
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