昨日は、母の部屋の片づけの二日目。
おしゃべりしながら、
休憩しながらのお片付け。
どうにか、床置きのものはなくなった。
ゴミ袋、3つ分の捨てもの。
何を捨てたかというと、
片方だけの靴下とか、溶けかかっているバッグとか。
べたついたビニル手提げとか。
紙袋とか。
映画の半券とか、旅行や美術展のちらしとか。
明らかなごみを捨てることはできたけれど、
着ない服、持たないバッグは、ほとんど数を減らすことはできなかった。
58㎏のころのぶかぶか服まで、とっておく、35㎏母。
気持ちがよくわからん。
まあ、逆なら、捨てたでしょうね、でも、大は小を兼ねちゃうからね。
だから、似合わなくても着なくても捨てないんだね。
結局、この二日間にしたのは、片付けじゃなくて、ただの大掃除だった。
だって、使わないもの、が、処分できてないんだもの。
ほとんど、荷物を移動して整頓しただけの作業。
リバウンドは、目に見えている。
これからは、本人が拒否しても、定期的に、強制掃除を執行しないと。
一つ、スーパーの買い物かごくらいの大きさの箱を用意した。
「とりあえず箱」
ちらかしておくと私に叱られると思っている母は、
きっと片づける場所がわからなくなったら、
適当にどこかにモノを押し込むに違いない。
だから、とりあえず箱。
「どこに返すかわからなものは、ここに入れて。
後で、いっしょに片づけるから。
ここに入れておけば、もとの場所に戻してないって怒らないからさあ」
安心した母の顔は、かわいかった。
そんな感じで、本来の目的の一つ、不用品処分は、達成できず。
エアコン設置工事のための整理整頓だけ、できたということだ。
でもまあ、しないよりはマシだった。
物が減った廊下の掃き出し窓から明るい光がたくさん差し込み、
床置き荷物がなくなった部屋が広く感じられるようになり、
母は、うれしそうだった。
古いバッグの中から出てきた、1000円のデパート券1枚と、小銭301円。
お手伝いご苦労さん、と、母。
久しぶりだなあ、母からの、お小遣い。
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