二十歳で、独りになってしまった青年。
父を亡くし、母を亡くし、独りで生きていかなくてなならなくなり、大学を中退し、商店街のお店でアルバイト募集のビラを見て、職を得る。
二十歳で独りっきりになってしまうなんて、辛すぎる。
でも、この青年は、自然体でまっすぐ生きていく。
周りの人のさりげないあたたかさ。
私は、読書感想文は、小学生のころから苦手で、この本を読んで感じたこともまったく上手に書けないのですけれど、
そして、「ひとのあたたかさっていいなあ」なんてことしか書けないんですけれど、
読み終わった後に、「なんだかとてもいい話を読めたなあ」って思って、
「気持ちがささくれたときに、こういうお話を読めてよかったなあ」と思って。
「わたしも、もう少し、周りの人や友人にアクション起こそう」って思って。
そして、今私がこうしてのほほんと生きていられるのは、
親きょうだいや親せきのおばちゃんおじちゃんとかご近所のおばちゃんとおじちゃとか、
友人、先生。職場の上司やサークルの先輩。
駅で親切にしてくれた見知らぬ人や、
笑顔で迎えてくれるお店の方。
数えきれないたくさんの人のおかげなんだなあって、改めて思わせてくれました。
もうすぐ70歳なのに、今ごろそんなあたりまえなこと言ってるのかい、
とか思ってしまうけど、
そういう大事なことを、ちゃんと思い出させてくれたこの本に感謝。
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