私は、インドア派なのです。
本を読んだり、編み物したり、ミシン遊びしたり。
そういう時間の使い方がいいんです。
植木いじりとか、そういうの、まったく好きじゃありません。
でも、毎年、この季節、庭に出て、ちょきちょきしなくてはいけません。
狭い庭なのに、両親が植物大好き人間なので、何本か木が植えてあります。
人口密度、じゃなくて、木々密度、高いです。
今も、外を見れば、
あ～～、モミジ、茂りすぎ。
車庫の上まで枝を伸ばしてる。
モミジの油が落ちて、汚れるんだよなあ。
ツバキも、そんなに上に伸びなくていいじゃあないの。
ちゃんと咲かないくせに。
（咲かないのは、たぶん、私が適当に切ってるから）
ロウバイ、なんで、なんで、そんなにすくすく伸びるかなあ。
あなたの名前は知らんけど、勝手に伸びるでないっ。
バラ、記念の木だけどさあ。
横に伸びてよ。
そんな木々が、太陽いっぱいあびて、気持ちよさげに伸びている。
新緑は、きれいだけど。
風を涼しくしてくれるけど。
でも、インドア派の私には、これらの庭木、好きじゃない。
いや、あるのは、いい。
気持ち良いから。
でも、伸びて、剪定しなくちゃいけないのが、と～～～～っても、いや。
おとといから、ちょっとずつ、刈り込んでいるけれど。
大きなごみ袋、３つ分、昨日までに伐った。
今朝も、一つ分、伐った。
いやいややるから、適当になる。
いいや、きっちゃえ、また伸びる。
そんななんの知識も愛情もない剪定。
うちの木は、お気の毒。
これから、どんどん私も年を取り、お世話なんかできなくなる。
背を低くしたいな、お庭の木たち。
私より年上の木に、こんなこと思うのは失礼かな。
実は、今日は、ちょっとだけ、剪定が楽しかった。
新しい剪定鋏が届いたので。
今までのより、ちょっと太めの枝も切れるから、いい感じ。
夕方、も一度、庭に出ましょうかね。
コロナが怖くて、この１年半、植木屋さんに頼んでないのがダメな原因。
木は、悪くない。被害者だね。
私より年上の木々に、敬意を表して、
素人にできる、愛ある、お世話。
やってみることにしましょう。
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