母の部屋のエアコン付けをする。
今まで、エアコンがなかった部屋なので、電気系統の工事も必要。
それは、なんとなくわかっていたのだけれど。
昨日、お店の方が、工事の下見・設置場所の確認に来てくれた。
ちょこっとイケメンの明るいお兄さんが登場。
てきぱきと、話をしてくれる。
この前、エアコン購入に行ったときにお店の方といろいろ相談していて、設置場所を決めてあった。
そのことを、お伝えすると、
下見に来た彼は、
「あ~~、そこには普通つけませんよ。この仕事、20年やってるけど、おすすめできません。どうしてもというならつけるけど、あとでやり直しになったら無駄な工事になっちゃう」
もう、びっくりです。
エアコン買いに行くとき、部屋と家の外観とを測り、写真も何枚も撮って、大きくプリントアウトして持って行って、そのうえで、設置場所を決めてエアコン買ったのに。
普通、そこには、つけないって、何?????
だいたい、こっちにつけるなら、10畳用じゃなくて8畳用でよかったじゃん。
そんなことが、頭の中をぐるぐるぐる。
考えが追い付かない。
でも、まあ、実際現場20年の彼が言うのなら、言われたところに設置するのがいいのだろうと、設置場所を決めた。
そして、今度は、「配線は、天井通しましょう」、との言葉。
え~~~、そうなの。
天井に、配線できるの?
壁伝いに、うねうねと配線持ってくるのかと思っていたので、再度びっくり。
天井って、天井って、人が入れるの???との素人発言に、
彼は、
「できますってか、そのほうが絶対に見栄えがいい。
部屋のすみっこに配線が見えるなんて、みっともないでしょ」
との言葉。
まあ、そうだよね。
それで、天井配線と決まった。
どこから天井に入るんだろう、と思っていたら、
彼は、突然、押入れを開ける。
ギョエ~~~~、です。
押し入れ、開ける?
突然開ける?
開けていいですかって聞かないの。
聞いても聞かなくても、開けなきゃいけないのはわかってるけどさ。
こころの準備があるでしょ。
言い訳のタイミングもあるでしょ。
母の部屋だけどさあ、押し入れみられるの、恥ずかしいわい。
だって、この前、部屋を片付けたときに、どうでもよい捨てられない荷物をぎゅうぎゅう押し込んだんだもん。
でも。
すっかり、開け放たれた。
そこから、天井に入れることは、分かったけれど。
こんな言葉が、降ってきた。
「この押入れの上段、空っぽにしておいてください。
隣の、床の間のところも、荷物半分にしておいてください。」
な、なんですって。
それを、二日間でせよ、というのか。
ぎゅう詰めの押し入れ。
前回の大掃除で、物置と化した荷物いっぱいの床の間。
どこに、どこにこの荷物を移せと言うんだ~~~~~~。
移す場所がないわいっ!!
狭い家なんだからさ。
茶の間と、私の部屋とを一時置き場にするしかない。
母の、大量の、くだらない荷物。
捨てちゃえば楽なのになあ~~~。
捨てろって言っちゃいけないんでしょ、捨てることで気持ちが鬱になるかもしれない老人には。
今日は、こんなことを書いている場合ではなくて、てきぱきと作業をしないと。
でも、ヤダ。
もう、ヤダ。
やりたくない。
やりたくないの。
動きたくない。
不用品の移動で時間と体力使うなんて、いやだ~~~~。
そんな、私の心の中が、わかっているのかいないのか、
母は、
「たいへんだねえ~~」と、
のんきに、椅子に座って、マッサージしてる。
まったくの他人事発言。
腹立つっ!!!
動くのは、運ぶのは、全部、私なのに。
でも、やるしかないんだよね。
わかってますとも。
わかってるわ~~い。
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