先日、日傘を買ったことを書きました。
その後、やはり、折り畳みの日傘も必要だなと思って、購入しました。
じっくり時間をかけて選んだ日傘。
バーゲン価格になっていたとはいえ、私にとっては、お高い買い物でした。
それを差して、出かけた日。
突風に、やられました。
あっという間に、ポキッ。
一か所、部品が折れてしまいました。
あ～～～、たったの三回しか使っていないのに。
もう使えないなんて、運が悪いこと。
きれいな日傘。
これ、もう捨てるの？？
ネットで調べてみたら、折り畳み傘の修理はなかなかしてくれるところがないらしい。
諦めきれない私は、町の靴とかカバンとかを修理しているお店にいくつか行き、もちろん販売していた店にも行き、修理ができるか聞いたけど、残念ながら修理してくれるお店はなかったのでした。
そうかあ、すてるのか、一か所部品が割れてしまっただけなのに。
布はとってもきれいなのに。
新しく買うのかあ。
そんなこと、数日考えて、どんよりした気分になっていました。
そして、今朝、ひらめいたのです。
この前、先日まで使っていた日傘を危険物の日に出そうと、自宅の危険物置き場に置いたのを思い出したのです。
あの傘は、布はもうだめだけど、骨は大丈夫。
ということは、
古い傘の骨と、新しい傘の布を使えば、新しく傘が生まれるじゃないの。
傘の布は、５０ｃｍで、同じ。
カーブはちょっとは違うと思うけど、小さいことは気にしない。
糸で止める箇所がいっぱいあるけど、根性で、やり通そう。
何もしないで新しい傘を捨てられない私。
しっかり、昭和の人間です。
かれこれ、4時間。
ちまちまと、布を骨に縫い留めて、再生しましたよ、日傘。
縫い留め方がわからなくならないように、糸を切る前に、箇所ごとに写真を撮っておきました。
出来上がった新しい日傘を広げて、私は、もう、大満足、自画自賛です。
もうだめかと思った新しい日傘。
捨てるしかないと思い込んだ日傘。
ひょっとした思い付きで、再生した日傘。
私って、偉い！！
傘の売り場の店員さんによると、突風には弱くて、気の毒なことに差した初日に骨をやられてしまった人もいるそうです。
でも、みなさん。
あきらめないで、再生しましょう。
危険物の日が、まだ先でよかった。
ひらめいて、よかった。
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