先週は、こんなに読んじゃった。
百花 川村元気 著
いえ 小野寺文宜 著
ショートケーキ。 坂木司 著
月夜の羊 吉永南央 著
どの作家さんも、以前から読んだことがあって気に入っている作家さん。
こんなにまとめて読書できたのも、一万歩散歩をしすぎて、くたびれたおかげ。
体調不良を嘆くのでなく、読書時間を与えられたことに感謝しましょ。
さて、これらの本。
月夜の羊 お草さんシリーズです。大好きです、このシリーズ。日常の中のミステリーという感じかな。おばあちゃんが活躍するところがいいのかも。周りの人たちとの人間関係も素敵だし、過去の出来事を悔やみながらも古くからの友人を大事にし、若者たちを温かく見守っているお草さん。そして思慮深さとおっちょこちょいのところがあるお草さんに親しみを感じます。
ショートケーキ。 おいしそうな書名でしょ。読んでいても、おいしそう、って頭の中は、お菓子でいっぱいになっちゃって、こんど、あのケーキやさんの前を散歩したら、必ずショートケーキを買いましょ、なんて思ってしまいます。もちろん、ケーキがおいしいよ、って話ではないです。5篇の連作短編集。失われたホールケーキの会、いいな。追いいちご、いいな。
いえ ひと まち ホケツ! そのほかたくさん読みました、この作者の本。
これは、ひと まち に出てきた街が舞台で、読んでいて、既視感があって、なんだか自分もその街に行ったことがあるような気がしてきてしまいました。家族、日常、そんなことをちらっと思いながら、読んでいました。妹さん、周りが無理に強くさせたわけじゃあないかもしれないけど、なんか、もう少し、弱いところを出させてあげたらいいのに、なんて思いました。
百花 これは、数ある積読の中から読みました。よさげな本だったので、心が平らかなゆったりとしたときにじっくりと読みたいととっておいたのですが、先日、映画になったと聞いて、慌てました。映画の内容が巷であれこれ言われる前に読まなくちゃ、と、映画関係の記事は読まないようにしていました。映画を見てから読むのは、嫌い。はじめは、自分の感性で(そんなに大した感性じゃないけど)本に向かい合いたいので。しかし、テレビで、この物語の主役級の役者さんを知ってしまった・・・・残念。読んでいて、頭の中で彼、彼女がセリフを言っている、演技をしてしまっている。この状態でなく、読みたかったなあと深く思ったのでした。私は、この映画に出ている主人公と母役の方が好きなので、お二人の印象が強すぎたのです。本は、買ったらすぐに読もう、って、反省しました。
以上、今回の、体力ダウン読書の記録です。
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