茶の間でおしゃべり

日々あれこれ思うことを書いています。気ままなおしゃべりを聞いてください。体調不良のときもあるけれど、それなりに自分のペースで生活したいと思っています。

あしたから出版社 (ちくま文庫)を、読みました。本屋さんに行きたい。

あしたから出版社 (ちくま文庫, し-56-1)

 

あしたから出版社  ちくま文庫 島田潤一郎

 

一人で、出版社を始めた素敵な話です。

 

一気に読んでしまいました。

これは、本が好き、本屋さんが好きな人にはたまらない本ではないかしら。

 

本って、いいよなあ。

手元に置きたい本、あるよなあ。

やっぱり、本屋さんで買って読みたいなあ。

スーパーで食材買うように、本屋さんでかごもって、店内回って、本を何冊も入れて買ってみたいなあ。

そんな贅沢してみたいなあ。

 

無性に本屋さんに行きたくなっちゃいました。

 

この年になるまで、あちこちの本屋さんで本を買いましたが、

子供のころから学生のころまでの間に行った本屋さんが、とても懐かしく思い出されました。

 

高校生までは、町の本屋さん。

 

中学生のころは、

自転車で、あちこちの本屋さんをまわって欲しい本を見つけたり。

本を買うでもなく、店内をうろうろしたり。

店主さんが顔を覚えてくれた本屋さんもある。

 

高校のすぐ前にあった、小さな本屋さんでは赤毛のアンシリーズを買っていたっけな。

 

大学に入ってからは、専門書を求めて、ときどき神田などに買い出しに行ったり。

ブックカバー(書皮とか言うらしい)をいろいろ集めたり、そのために、普段行かない街に行った時には本屋さんに寄ったり。

おまけのしおりが、ときどき変わるので、地元の本屋さんにある本でも、わざわざその本屋さんに行ったり。

大型書店も、みょうにうれしかった。

 

地元のいくつかの古本屋さんとも顔なじみになって、店主さんから、本の話を聞いたりするのも楽しかった。

 

でも、町の本屋さんも、古本屋さんもなくなってしまいました。

 

新刊本はチェーン店、古本は新古書店

 

なんだかなあ。

 

そういえば、なじみの古本屋さんがお店を閉めてしまったので、

初めて新古書店に本を売りに行ったとき、びっくりしたことがある。

買取の査定が、「きれいかどうか」「新しいかどうか」だったから。

以前の古本屋さんでは価値のあった絶版の文庫は、きれいじゃないから10円とか言われ、びっくりぎょうてんだったっけ。

本の価値って、なんでしょね。

 

この本の中にでてくる、「本屋図鑑」と「さよならのあとで」も、読んでみたい。

ずいぶん前に出版された本らしいので、古本じゃないと、手に入らなさそうですが。

 

★★★★★★★ 

 

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