こまごまとしたことを、続けるっていうことができない性格なんです。
なので、今まで、「シールを集めて何かを貰う」ということを達成したことがなかったのでした。
それが、今回、なぜか、「よし、シールを集めて、白いお皿を貰おう」という気になったのです。
ちまちま集めました。
パンを買って、１点、0.5点、３０点集めるんですよ。
一人で集めるってたいへんなんですね。
だって、そんなに、パン、食べられないもの。
食パン買ったら六日は消費にかかるし。
そんなに菓子パン食べないし。
パン屋さんの策に乗せられ、シール欲しさにお昼ご飯を菓子パンにしてしまったこともありました。
ついに、３０点。
スーパーに行き、白いお皿と替えていただきました。
思いのほか、使い勝手が良いお皿。
人気がある訳だわと納得した次第です。
たった一枚のお皿。
なくてもぜんぜん困らないお皿。
どっちかっていうと、食器を減らしている身分としては、こんなシール集めに手を出してはいけなかったのでしょう。
でも、シール集め、おもしろかった。
こんなささやかなことを楽しめるって、幸せなのかしら。
いや、こんな楽しみしかないなんて、あんまり、幸せじゃないのかしら。
「幸せは自分で決める」と、かの有名な書道家がおっしゃっているし。
自分で決めよう。
幸せですっ！！
人生初の、「シール集めて何かを貰う」経験は、おもしろかった。
「シールを集めて何かを貰う」こと自体は、ずいぶん前にしたことがあるけど、それは、自力ではありませんでした。
大好きなスヌーピーの絵柄の食器を「シールを集めて貰おう」。
某コンビニで行っていたことがありましたっけ。
私は、まだ、現役で働いていました。
私がスヌーピーを好きなことを、職場の皆様は、よく知っていて。
朝出勤すると、私のデスクの上に、そのシールが１枚、２枚と、貼ってありました。
誰が貼ってくれたのか、わからなかったのですが、毎日のように貼ってありました。
残業して、コンビニでパンやおにぎりを買ったら、そのシールを私のデスクに張り付けておいてくれたのです。
あっという間に、シールは集まって、お皿やボウルと交換しました。
あの職場の皆様、シールのことだけじゃなくて、親切だった。
職場の皆様に支えられて、定年まで働けたんだなって、改めてそんなことをふと思いました。
そのときのスヌーピー食器は、今も、ときどき食卓に出てきます。
かわいいんですよ～～～。
みんな、元気かなあ。
★★★★★★★
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